○事務職員の標準的な職務の内容及びその例並びに事務職員の職務の遂行に関する要綱

令和4年3月3日

教育委員会訓令乙第1号

(目的)

第1条 この要綱は、八百津町立小、中学校管理規則(八百津町教育委員会規則第4号)第17条の2の規定に基づき、事務職員の標準的な職務の内容及びその例を明らかにすることを通じ、公務運営により主体的・積極的に参画し、その専門性を発揮して職務を遂行できるようにすることを目的とする。

(事務職員の標準的な職務の内容及びその例)

第2条 事務職員の標準的な職務の内容及びその例(以下「標準職務例」という。)は、別表に掲げるとおりとする。

(事務職員の職務の遂行に係る留意事項)

第3条 事務職員の職務の遂行に際し、校長が留意すべき事項は次に掲げるとおりとする。

(1) 別表に掲げる標準職務例において「1.公務運営に関する内容」は事務職員が他の教職員との適切な業務の連携・分担の下、その専門性を生かして、積極的に参画する職務の内容を例示したものであり、校長が校務分掌に位置付ける場合には、事務職員の職務段階や経験年数、学校規模や地域等の実情をふまえること。また「2.一般的な事務に関する内容」は校務の中で主として事務職員が担う職務の範囲を示したものであり、業務の内容によっては、管理職や教諭等と連携・協働しながら担う内容も含まれること。

(2) 校長は、標準職務例を参考に、校務分掌を定め、又は見直すこと。事務職員が、職務を実施するに当たっては、校務分掌に基づき事務職員と他の教職員間で適切に役割分担を図るとともに、専門スタッフ、外部人材等との分担、連携・協働等が求められること。なお、標準職務例に具体的な職務として掲げていない職務であっても、学校規模、職員の配置数や経験年数、各学校・地域等の実情に応じて事務職員が担うことが必要と校長が認める職務については、校務分掌に位置付けることは可能であること。その際、標準職務例に具体的に掲げている職務を整理及び精選した上で実施することが前提であると考えられること。

(3) 校長は、学校組織で唯一の総務・財務等に通じる専門職である事務職員が、他の教職員との適切な業務の連携・分担の下、その専門性を生かして学校の事務を一定の責任をもって自己の担任事項として取り扱うとともに、より主体的・積極的に校務運営に参画することを目指すこと。

この訓令は、令和4年3月3日から施行する。

事務職員の標準的な職務の内容及びその例並びに事務職員の職務の遂行に関する要綱

令和4年3月3日 教育委員会訓令乙第1号

(令和4年3月3日施行)

体系情報
第11編 育/第3章 学校教育
沿革情報
令和4年3月3日 教育委員会訓令乙第1号