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更新日:2017年6月5日
夢(志)なき者  目標なし

   目標なき者  計画なし

計画なき者  実行なし

   実行なき者  成果なし



 これは、私の大好きなことばです。そして、今、子どもたちに伝えたい言葉です。人がその人生を幸せに生きていく源は、「夢・志」にあります。

 松下電器(現パナソニック)の創始者、松下幸之助氏は、次のように言っています。
『志を立てよう。本気になって真剣に志を立てよう。生命をかけるほどの思いで志を立てよう。志を立てれば、ことはもはや半ば達せられたといってよい。志を立てるのに老いも若きもない。そして、志あるところ、老いも若きも道は必ずひらけるのである。
 今までの、さまざまな道程において、いくたびか志を立て、いくたびか道を失い、また挫折したこともあったであろう。しかし、道がない、道がひらけぬというのは、その志になお弱きものがあったからではないだろうか・・・。』と。
 夢・志をもち、その実現のために、努力している子どもたちは、実に生き生きとし、活力にみちています。八百津町にも、具体的な目標を持ち、毎日を精一杯生きている子どもたちはたくさんいます。
 しかし、全国学力状況調査によると、県内の中学生の30 パーセント近くが、将来の夢をもっていないという結果が出ています。また、自分にはよいところがあまりないと思っている子どもが35パーセント近くもいます。
 将来の夢・志、目標を持つことができず、また、自分のよさに気づかずに、そのとき、その場の雰囲気に合わせて生きている子どもたちがいると思われます。
『学習とかスポーツに打ち込むこともない。』『仲間とともに夢中になるものがない。』その結果、安易な方向へ流された生活を過ごしている子どもたちもいるのです。だからこそ、夢・志をもった生活をさせたいと思います。
 子どもたちは、私たちの宝です。そして、一人一人の子どもは、社会の中で何らかの役割を期待されて生まれてきたかけがえのない存在です。
だから、自分自身の自己実現のみならず、社会の一員として、社会的な役割と責任を果たす自己実現(人のために役立つ生き方)のための夢・志を、どの子にも、持たせたいと考えます。その方法は家庭・学校・地域社会の中でいくつもあります。


  • 教師、父親・母親、地域の方が少年時代に持った自分の職業の夢を語る。
  • 名前に込められた願いを子どもに語る。
  • 美しいもの・質の高いものを見させる。
  • 体験をさせて、興味関心を持たせる。
  • 各分野で活躍している方と接する機会を与える。
  • 先人が作り出した美しいものを紹介する。
  • 優れた人物を紹介する。
  • 読書活動に取り組ませる。
  • 少しだけ難しいことに挑戦させる。
  • 郷土で生まれ広い世界で活躍してきた偉人を紹介する。
    など

 家庭では、情(心)を共有する機会を積極的に設けることです。「お母さんはね。中学時代、看護師さんをめざしたころがあってね。それはね・・・」こういう話をすると、子どもたちにとって、夢・志が身近なものになってきます。そして、子どもの名前に込めた願いを語ることも大事です。
 また、子どもと共に活動し、八百津町の豊かな自然が織りなす、四季の色彩の美しさに触れながら、感性を磨いたり情緒を育んでいくことも大切です。
 家庭で情緒を十分に育んだ上で、学校や地域社会では、子どもたちに誇りや自信が持てるような特色ある教育を推進していくことが大切になってくるでしょう。そうすれば、必ず、子どもたちの目は輝き、自尊感情が高まり、夢、志をもつことにつながるに違いありません。
 『夢・志を持たせる。そしてそれに向かって努力してやり遂げさせる』ことを、学校・家庭そして地域が一体となって取り組もうではありませんか。


教育長 堀部 義郎