広報やおつ 平成30年4月号
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広報やおつ No.5694シリーズ防災・包括支援シリーズ 防災安全No.76日本の地震今回のシリーズ防災は、始めに明治時代以降に日本で起こり、大きな被害をおよぼした地震を紹介します。昭和21年12月21日発生 死者・行方不明者数1443人規模8・0M昭和南海地震自動車税の納期限は5月31日(木)です。自動車税は、教育や福祉などの行政サービスを行うための大切な財源です。必ず納期限までに納めましょう。銀行などの金融機関、コンビニでの納付のほか、インターネットを利用したクレジットカードによる納付もできます。詳しくは自動車税の納税通知書(5月発送)をご覧ください。自動車税に関するお問い合わせ/岐阜県自動車税事務所☎058-279-3781岐阜県からのお知らせです昭和20年1月13日発生死者・行方不明者数1961人規模6・8M三河地震昭和2年3月2日発生死者・行方不明者数2912人規模7・3M北丹後地震昭和8年3月3日発生死者・行方不明者数3064人規模8・1M昭和三陸地震昭和23年6月28日発生死者・行方不明者3769人規模7・1M福井地震平成7年1月17日発生死者・行方不明者6437人規模7・3M兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)平成23年3月11日発生死者・行方不明者2万2010人規模9・0M東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)明治24年10月28日発生死者・行方不明者7273人規模8・0M濃尾地震明治29年6月15日発生死者・行方不明者2万1959人規模8・2M明治三陸地震大正12年9月1日発生死者・行方不明者10万5385人規模7・9M 関東地震(関東大震災)大きな地震で、こんなにもたくさんの方が命を落としています。私たちが暮らすこの地域は、いつ南海トラフ巨大地震が起きてもおかしくないと言われています。内閣府の調査によると、南海トラフ巨大地震の発生により、岐阜県全域で震度5以上、私たちが暮らす岐阜県南部では震度6弱もの大きな揺れが起こると予想されています。実際に震度6弱の揺れでは、立っていることが難しく、固定していない家具の大半が移動・倒壊する恐れがあるとされています。そして、そのような地震が発生してしまったら、岐阜県内では最大で、死者470人、負傷者1万3000人、全壊家屋棟数3万5000棟もの被害がおよぶと言われています。ここで、みなさまの命を守るための地震発生時の避難行動について紹介します。激しい地震の揺れは数分で収まることが予想されますので、倒れてくる物などから身を守りましょう。そして、揺れが収まったら火の始末の確認をし、次に避難経路の確認をして、家族と連絡を取り、最寄りの避難所へ避難します。屋内にいるときに大きな揺れを感じた場合、まず落ち着いて周囲の状況確認する、ということが避難行動として重要なポイントとなります。慌てて屋外に避難してしまうと落下物の被害にあってしまう危険性があるからです。災害時の心構えとしての「自らの命は自ら守る」ということが大切なのは、自分を助けようとする他人の命を守ることに繋がるからです。いざという時に備え、今のうちにできることから地震対策をしていきましょう。

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