広報やおつ 平成30年5月号
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広報やおつ No.5702総会では、アトラクションとして八百津中学校吹奏楽部のスプリングコンサートも行われました。 2~3年生と、指揮者である顧問の先生、合わせて26名が出演した、今年度最初の演奏会です。 中学生らしいフレッシュな演奏はホールいっぱいに広がり、明るく楽しい曲では会場が手拍子に包まれ、演奏中の部員たちも笑顔を見せていました。 客席では、「あの子、近所の○○さんのところのお孫さんだわ。大きくなったわね」なんて、地元ならではの会話も聞かれ、音楽だけでなく、地域の子どもたちの成長を楽しむ場にもなりました。 4月22日(日)、今年で43回目を迎える八百津町文化協会の通常総会が開催されました。 「平成30年度八百津町社会教育の方針と重点」には、こんなことが書かれています。『生きがいのある充実した生活を送り、住みよい地域社会を形成しようとする町民を育てる』 この目標に向け、教育委員会では、芸術文化の振興を図っています。文化協会への支援もその一環です。 文化協会には、39団体、415名の方が加入していますが、残念ながら、団体数・会員数ともに減少の一途をたどっています。この背景には、新しく加入する会員が減り、また会員の高齢化も進んでいることがあります。 文化協会の石黒喜美夫会長(上飯田)にお聞きしました。「もっと若い方にも加入してほしいという思いがあります。個人的に活動している趣味のサークルや、お稽古仲間など、発表の場を求めている方が、町内にもいるのでは。文化祭などの機会で、他の方に見てもらうということはやりがい、そして生きがいにつながります。」第1回文化祭のにぎわいを報じる広報やおつ昭和51年11月20日号また、この日は、永きにわたり八百津町の芸能文化の発展に寄与された、民踊師範の河方雄子さん(菅原)に、永年功労者表彰が贈られました。河方さんは、御年94歳。民踊講師として、多くの方に踊りの楽しさを伝えてこられました。「好きなことをしてきただけなのに、表彰してもらえるなんて、とてもうれしい。今が青春のときなのよ。元気で長生きできているのも、生きがいをもって暮らしてきたから」とにっこり。表彰を受けた河方雄子さん今年度の抱負を語る石黒会長(会場の装花は会員によるものです)文化が育てば、まちが育つ。生きがいに満ちた人生を歩むために。

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