広報やおつ 平成30年6月号
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広報やおつ No.5717教育の窓全ての子どもたちに「学力」と「自信」、「ふるさとを愛する心」を!久田見小学校シリーズ 教育の窓No.75○どの子にも学力を○ どの子にも「自信」と「ふるさとを愛する心」をだきました。頂上には、この日のためだけに立派な仮設トイレを作っていただき、また、下山後はふもとの『福地いろどり村』で焼きたてのピザをふるまっていただきました。このように地域の方々のあたたかい応援をたくさんいただきました。子どもたちにとっては、「ふるさとのあたたかさ」や「地域を支える活動」について、地域の方から多くのことを学ぶ機会になりました。また、地域の方と交流することで「人とかかわる力」を育てる場ともなりました。この他にも、久田見祭りなど、子どもたちが参加する伝統的な行事があります。こうした環境の中で育った子どもたちには、地域への誇りと愛着の心が必ず芽生えてくることでしょう。いつまでも、母校や地域を愛する心を大切にしてもらいたいと願っています。自の体験活動を行っています。その一つが、今年で47年目を迎える「トランペット鼓隊」です。毎年、運動会を始めとして、久田見地区運動会、八百津町産業文化祭、八百津町小学校音楽会、ふれあい祭りなどの場所で、堂々とした演奏を行っています。また、今年は5月16日に全校で福地地区の見行山に登りました。暑い日でしたが、仲間と支え合いながら全員が登頂することができました。頂上に着いた時の子どもたちは、「やりきった」という自信に満ち溢れていました。この登山にはPTA会長さんや地域の方々にも参加していたに焦点を当てています。教室での授業ばかりでなく、子どもたちだけで校内の職員にインタビューを行う授業も行っています。言語能力を高める場は、国語の授業だけではなく、毎日の学校生活の中にもあります。全校朝会で自分の思いを語る場も、大切な時間だと考えています。今年度は、町の公表会を10月19日(金)に行います。豊かな「言語能力」や感覚を身につけた子どもたちの姿を、地域の方々をはじめ、たくさんの方に見ていただけるとよいと思っています。久田見小学校は、標高520mの高原に位置し、2つの複式学級がある全校児童35名の小規模校です。小規模校のよさをいかした特色づくりを進め、どの子にも「学力」と「自信」をつけさせ、ふるさとに誇りと愛着のもてる子どもの育成を目指しています。本校では、「少人数だからこそできる個別指導」と「少人数でもできる教え合い、学び合い、関わり合いのある授業づくり」を大切にしています。 国語の授業研究に取り組んで3年目となりました。「言語能力」を高めるための指導の在り方小規模の学校の子どもたちだからこそ、「どこでも」「だれにでも」高めた「言語能力」をいかし、自分の思いを堂々と表現できる子どもに育ってもらいたいと願っています。そのために久田見小学校では、独現在『福地いろどり村』スタッフの北野玲さんが「地域を愛する心がいつまでも続くように」と久田見小学校全校児童の『等身大イラスト壁画』を作製中です。完成しましたら、ぜひ、見に来てください。

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