広報やおつ 平成30年9月号
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広報やおつ No.5734シリーズ防災・包括支援シリーズ 防災安全No.80「避難所のお話」平成最後の年である2018年、日本列島を多くの自然災害が襲っています。岐阜県内でも、下呂市や郡上市などに大きな被害をもたらした、平成30年7月豪雨は、みなさんの記憶に新しいのではないでしょうか。地震や水害など、自然災害は突如として私たちを襲います。災害に遭遇したときは、自分の身を守るために、どのような行動をとるべきなのでしょうか。そこで、今月のシリーズ防災は、「避難所」に焦点をあててお送りします。みなさんは、避難所の役割をご存じですか。①自身を災害の危険から守る  避難所は、過去の災害から、被害が少ないと想定される場所が選ばれています。②近所の方の安否を確認できる  被災した方を把握することができ、地域のネットワークによって、未避難者を救助できることがあります。③一時的な生活の拠点になる  自宅に住むことが不可能となった場合に身を寄せることができます。避難所は、あなた自身や家族を災害から守るための場所です。少しでも危険を感じたら、周辺の安全を確認し、迷わず避難してください。避難が遅れて、思わぬ悲劇を生むこともあります。避難準備情報・高齢者等避難開始情報や避難勧告、避難指示(緊急)の発表時は、防災無線や「すぐメール802」で避難所開設のお知らせをしています。「すぐメール802」は、防災情報のほか、暮らしの情報、イベント情報を電子メールで気軽に受け取ることができるメール配信サービスです。確実に情報を手に入れるために、裏表紙に掲載しているQRコードを読み取って、事前に登録しておきましょう。○お問い合わせ防災安全室 ☎43-2111(内線 2231・2232)野良猫のメスは、1回で5~6匹の子猫を産み、1年間で3回出産ができます。野良猫のつがいから何匹野良猫が産まれると思いますか?1年間で何と36匹の大ファミリーになると言われています。現実にはカラス・イタチなどの天敵による捕食、飢えや病気・交通事故などで死んでしまい、こんなには増えないのでしょうけれど。野良猫に、かわいいから、あるいはかわいそうだからとエサをあたえる人がいます。その反面、汚いから、あるいは嫌いだからと石を投げる人もいます。どうしてこうした野良猫がいるのでしょうか。猫は、何千年も前にペットとして人間社会の中に組み入れられました。そのときから、人間が責任をもって管理していくことが運命づけられたのですが、残念ながら飼育を放棄し猫を捨てる人、避妊手術をしないで無責任な飼育をしている人がいるのです。猫に限らず、ペットを飼う場合は、命を終えるまで面倒を見るという覚悟を持ってください。繁殖を目的としない飼育の場合は、必ず避妊手術を受けさせてください。かわいそうだと野良猫にエサを与える人も、ただエサを与えるだけでは不幸な野良猫を増やすだけだと気付いてください。もうこれ以上、不幸な猫を増やさないために。○お問い合わせ 水道環境課 環境衛生係☎43-2111(内線2126)それは猫にとって、幸福なのでしょうか。

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