広報やおつ 平成30年11月号
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広報やおつ No.5756教育の窓地域貢献、中高連携地元に根ざす八百津高校八百津高等学校シリーズ 教育の窓No.79もに、杉原千畝氏に関する学習についても意見を交わしました。2年生の藤本千夢君は、「杉原氏の功績を知り、人道精神を考えることは、いじめ撲滅の基礎となる」と発表しました。また、近年増加しているSNSのトラブルを防ぐため、ネット上での言葉遣いなどを学ぶワークショップでは、本校の生徒がオピニオンリーダー的な役割を果たしました。自分の考えを率直に発表する姿に、他校の先生方からも高い評価をいただき、自信につなげることができました。○グラウンドゴルフ大会毎年11月に、地域のお年寄りの方々を招いて3年生の生徒たちとグラウンドゴルフ大会を実施しています。世代を超えたチーム編成で、会話を楽しみながら、和気あいあいとプレーします。プレー後には孫ほど年の離れた生徒とお年寄りの方々が、輪になって交流を深めます。お年寄りのみなさんは、高校生とふれあえるこの日を、楽しみにしてくださっているそうです。また、生徒たちにとっても、異なる世代の方と交流が持てる、貴重な機会となっています。このように、八百津高校では、地域との連携を大切にしながら、八百津町に貢献していくことで、ともに成長していきたいと考えています。これからも、八百津町のみなさまのご理解とご協力をお願いします。連携型中高一貫教育に取り組んできたこともあり、今年7月に初めて合同で挨拶運動を実施しました。一日の始まりに、さわやかなあいさつが響き合い、笑顔が広がりました。中学校と高校が手を取りあって活動し、さらに地域に貢献するための、新たな取り組みです。中学生と一緒に活動することで、生徒たちもさらに意欲的に活動しました。○進化するデュアルシステム本校3年目となったデュアルシステムは、「学校」だけでなく、「企業実習」を学びの場に加える取り組みです。今年度はこれまでで最多の20人が企業実習に取り組んでいます。生徒が従事している事業所は全て八百津町内にあります。デュアルシステムは、このように八百津町に住む方々や事業所の支えによって成り立っています。今後も各事業所と連携を密にしながら地域社会のニーズに合う人材の育成に努めていきたいと考えています。○中高連携 MSLとMSJ通学路や地域での清掃活動、交通安全啓発活動などを通じて地域貢献を目指す本校のMSL(マナー・スピリッツ・リーダーズ)。一昨年には、八百津中学校にMSJ(マナー・スピリッツ・ジュニア)が発足しました。○児童・生徒会サミット8月下旬にファミリーセンターで行われた「未来トーク~人道のまち やおつ 児童・生徒会サミット」に本校生徒会執行部の3人が参加しました。本校の携帯電話のマナーについての取り組みを発表するとと9月上旬に行われた体育大会は、これまでにない盛り上がりを見せました。競技も応援も力が入り、特に応援団の頑張りには、目を見張るものがありました。多くの観客がお越しになり、駐車場が保護者の車で満車になるという、かつて見られない光景が見られました。○体育大会

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