広報やおつ 平成30年12月号
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広報やおつ No.57618野上の尾関一夫さん所有の畑で、乳幼児学級いもほりが行われました。この日は天候にも恵まれ、秋の高い空の下、0~3歳の乳幼児とその保護者ら25組55名が参加しました。子どもも大人も土まみれになりながら、袋やバケツいっぱいにサツマイモを収穫しました。「見てみて!大きいおいも!」と、自分の頭ほどもある大きなサツマイモを掲げ、得意げに見せてくれる子もいました。保護者の1人は、「畑のお世話も大変だと思いますが、ボランティアで提供してくださっていると聞き驚きました。地元の方のあったかさを感じ、八百津で子育てして良かったなと感じます」と笑顔で話しました。土とふれあい、地域で育む子どもたち11月14日(水)第二次大戦下、八百津町出身の外交官・杉原千畝氏が発行した「命のビザ」によって生きのびたサバイバーのベルティ・フランケルさん(80歳)と、その家族、イスラエル報道関係者が町を訪れました。フランケル氏は、金子町長を表敬訪問し、「杉原さんが生まれた町に来られて、とてもうれしい」と笑顔を覗かせました。その後、八百津小学校6年生と交流しました。子どもたちは、杉原氏をモチーフにした人権創作劇「イェフダーと七つの灯」の一幕と、テーマソングを披露。フランケル氏も心を打たれ、立ち上がって拍手してみえました。同氏は、「杉原さんは命の恩人。彼の素晴らしい功績をもっと多くスギハラが繋いでくれたたくさんの命サバイバーが来町11月16日(金)の人に知ってもらいたい。私も彼の人道的な行いを見習って、他の人を助けたいといつも思っています」と子どもたちに語りかけました。昼食後、「杉原千畝記念館」を訪れた一行は、命のビザによって救われた人たちの名前を記した「杉原リスト」から、父親や叔父など親戚の名前を見つけ、大変うれしそうな様子でした。展示を熱心に見学され、孫のエデン君に当時の様子を話して聞かせていました。祖父から孫へ、平和への願いが語り継がれていくことの重要性を感じました。久田見小学校で、毎年恒例の「ふれあい祭り」が開催され、保護者や地域のお年寄り62名が参加しました。この行事は、地域の方や家族に子どもたちの日ごろの頑張りを見てもらい、感謝の気持ちを伝え、楽しい時間をすごすことを目的に、毎年この時期に行われ、トランペット鼓隊の演奏、学級発表、ふれあい活動が行われました。ふれあい活動では、地域の方とカルタやトランプ、コマ回しなどで遊びました。参加した女性は、「こんな風に子どもたちとふれあえて、とてもうれしいです。久田見小の子どもたちは、みんな孫みたいなもの。これからも元気に見守っていきたい」と笑顔で話されました。地域とともに歩む学校久田見小ふれあい祭り11月20日(火)

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