広報やおつ 平成30年12月号
6/22

広報やおつ No.5766教育の窓夢と志の芽を育む「人道教育」の取組を通して八百津小学校シリーズ 教育の窓No.80がつながり、何万、何十万の人の命を救ったことになると、その人道精神の大きさに改めて気付いたようでした。いを込めて歌いました。5年生は、花づくりを通して、「命の大切さ」について、多くの方との交流から学んだことを発表しました。そして、6年生は、創作劇の発表を通して、千畝さんの「人道精神」を伝えました。この会には、多くの来賓のみなさまや保護者、地域の方など約300人の方が観に来てくださいました。子どもたちも大きな拍手をいただき、自信を持つことができました。こうした杉原氏にかかわる「人道学習」では、いつも地域のみなさまから、温かい励ましと応援をいただいています。本当にありがとうございます。これからも、八百津小学校は、世界に向けて人道精神を発信していきたいと思います。歌いました。最後には、歌手の岡本真夜さんと「アララの呪文」を一緒に歌いました。炎天下の中、体調を崩す子もいましたが、「ここにいない仲間の分まで頑張る」という想いでステージに上がりました。八百津小学校の教育目標 夢と志の芽を育む ~人道教育を核にして~子どもたちは、「人道」を合い言葉に、「自分を大切にするのと同じように、周りの人も大切にしていく」ことを大切に、学校活動に取り組んできました。そして、これまでの多くの行事の中で、その成果を発表してきました。1.星空コンサートでの上演8月4日(土)、杉原ウィークの星空コンサートに、6年生が出演しました。オープニングでは、八百津小学校が大切に歌いつないでいる「OMOIYARIの歌」と、人道創作劇のテーマソングである「君が明日と呼ぶものを」を2.杉原千畝氏「命のビザ」サバイバーとの交流11月16日(金)、命のビザの発給を受け、生きのびることができたイスラエル人サバイバーのベルティ・フランケルさんとの交流会を行いました。人道創作劇の一場面を見ていただいた後に、子どもたちからの「今、杉原千畝さんが生きていたら、どんなことを伝えたいですか」「イスラエルでは、千畝さんは有名ですか」といった質問に答えていただきました。フランケルさんは、千畝さんのおかげで命がつながり、念願だった八百津町に家族みんなで来ることができた喜びを話してくださいました。子どもたちは、千畝さんは6千人の命を助けただけではなく、そこから命11月22日(木)千畝さんの母校である名古屋市立平和小学校との交流会を行いました。この交流会は、今年度で3回目の開催となります。本校の創作劇を見ていただき、その後、平和小学校の杉原学習にかかわる活動の発表を見せていただきました。こうして、子どもたちが、歌や劇をとおして、杉原氏の人道精神を後世に受け継ぎ、大切に伝えています。最後に、本校の手作りのしおりをプレゼントしました。千畝さんの人道精神がつないでくれた縁で、本校は平和小学校など多くの方と交流ができています。これからも、このつながりを大切にしていきたいと考えています。3.平和小学校との交流11月23日(金・祝)、人道学習の成果交流会として、「ひびきあい集会」を行いました。低学年が「詩の朗読」、中学年が「歌」、5年生が「人道の花運動」そして、6年生が人道創作劇「イェフダーと七つの灯」の上演を行いました。低学年は、金子みすゞさんの詩の朗読や歌から、思いやりの大切さを発表しました。中学年は、本校のオリジナル曲「ビザ一枚」を通して、平和への願4.ひびきあい集会

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です