広報やおつ 平成31年1月号
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広報やおつ No.5777《主な行事 消防操法大会》消防操法とは、消防団の訓練のひとつで、消防における基本的な操作技能の習得を図るものです。操作技術として小型動力ポンプ操法と、ポンプ車操法があります。設置された防火水槽から、給水し火災現場を想定した火点と呼ばれる標的をめがけ放水、撤収するまでの一連の手順を行います。消防操法は、消防技術を高めるうえで、非常に重要な訓練です。そして、この操法技能の高さを競う操法大会が全国規模(町・郡・県・全国大会)で行われています。今年度は町大会において小型動力ポンプの部で第五分団(福地)が優勝し、郡大会において日頃の訓練の成果を発揮しました。《入団することの意義》消防団の使命は、町民の生命と財産を守ることです。そのために、消火活動、防火・啓発活動、救助活動、水防活動などをとおして、火災や災害、水害などから町民のみなさんの生命・財産を守るための技術を磨いています。実際に災害が起こったとき、消防団は第一線で活躍する地域防災の要なのです。消防団員としての活動を通じ、防災知識を身に付け、防災力が向上することは、消防団に入ったからこその利点です。また、消防団員として他の団員とのつながりができ、自分自身のコミュニティが広がります。八百津町の消防団員は、幅広い年代の方が所属しているため、同じ地域に住んでいてもそれまで知らなかった方との交流が持て、活動を通じて地域に強い絆が育まれています。 そして、消防団でのつながりは一生のつながりとなり、退団後も同じ地域の仲間として、交流は続いていきます。自助・共助・公助の意識が強まることによって、大切な家族の安全を守ることにもつながります。《消防団員の年齢構成》八百津町の消防団は、条例により、八百津町在住または在勤で、18歳以上の方が対象と決められています。現在、団員は、主に30代(全体の43%)40代(28%)20代(17%)の会社員や自営業の方々で構成されています。平均年齢は37歳。全国の消防団平均年齢40.8歳と比較すると比較的若い方が多いように思えますが、10代から20代前半の若者の新規入団は年々減少し、団員の平均年齢も上がってきています。また、少子高齢化や、核家族化など、ライフスタイルの変化から、消防団員の確保が大きな課題となっています。《あなたも消防団員に!》八百津町消防団では、男女を問わず消防団員を募集しています!同じ地域に住む同世代の人たちと一緒に、自分の家族、自分の住む町を守りませんか?少しでも関心のある方は、お近くの消防団員か役場防災安全室までご連絡ください。○お問い合わせ先 防災安全室 ☎43-2111 (内線2231・2232)平成30年度八百津町消防操法大会小型動力ポンプの部 優勝第5分団のみなさん

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