広報やおつ 平成31年3月号
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広報やおつ No.5786教育の窓「笑顔で支えあい、楽しむ」読み聞かせ活動和知小学校シリーズ 教育の窓No.82和知小学校では、温かい親子のふれあいのある家庭づくりを大切にしています。今年度のPTAスローガンは「笑顔で支えあい、楽しむPTA活動」とし、その一環としてPTA母親委員会では「読み聞かせ」を大切に取り組んでいます。1.「町読み聞かせボランティア」の支援朝の読み聞かせは、町読み聞かせボランティアグループの方により始まりました。その後「和知小校区でボランティアが広がるとよい」という願いから、母親委員会を中心に活動するようになりました。しかし、仕事を持つ母親委員さんが年間何度も参加することは難しく、サークルの方にご協力いただき、継続していました。2.広がる「読み聞かせボランティア」の輪その後、地域の方や保護者を対象に、3.読み聞かせのやりがいやりがいの一つは本選びです。学校の図書室にある本を選ばれる方、ご家庭にある本を読んでいただく方、みなさんが担当学年の子どもたちの顔を思い浮かべながら選んでくださっています。何度か参加していただいている方の中には、季節に合わせた絵本を選んでくださる方もいます。英語の得意な方は英語の絵本をもとに児童とのやりとりを楽しんでみえました。「小学校の担任の先生に読んでいただいた本を持ってきました」と『教室はまちがうところだ』を読んでくださった方もありました。「とても楽しかった」「心にジーンときた」など、子どもたちの素直な心にふれることもやりがいのひとつだという声も聞こえました。低学年の子どもたちの素直な反応は読み手に元気を与えてくれます。高学年ではしっとりとした時間を共有することができます。子どもたちは読み聞かせの時間を心待ちにしています。家族で「ノーメディア(N)」の目標を決め、その時間帯に「読書(D)」「家庭学習(K)」を行う「NDKトライアル週間」という活動を昨年度から行っています。読書では「読み聞かせ」「交代読書」「回覧読書」「めいめい読み」など、家族で取り組んでいます。「久しぶりにお母さんに読み聞かせをしてもらえてうれしかった」という児童の感想も聞こえ、学年が上がっても読み聞かせは子どもにとって楽しい時間であることが分かります。保護者からは「交代読書が楽しかった。家族の会話が増えた」など、笑顔で読書を楽しむ姿が増えています。これからも読み聞かせをとおして、楽しい時間をつくっていきたいと思います。そして家族とのふれあいを楽しみながら、本に興味をもつ子どもたちを育ていきたいと思います。4.NDKトライアル週間読み聞かせに参加していただける方を募集しました。すると「朝、来たついでに読み聞かせをしようかな」と参加される見守りボランティアの方、「昨年度、母親委員として行った読み聞かせ活動が楽しかったから」と継続して参加される方がみえました。多くの子どもたちの前で読み聞かせをすることは大変ですが、やりがいを感じてその後も継続してくださっていることはとてもありがたいことです。また「PTA本部役員でも協力しよう」とPTA会長さんをはじめ、多くの本部役員の方に参加していただけるようにもなりました。父親が参加することで、子どもたちは一層新鮮な気持ちで聞いていました。本部役員を終えても続けて参加していただける方もみえ、本当にありがたく思います。

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