広報やおつ 令和元年10月号
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6広報やおつ No.584いました。その結果が次の表2です。約9割の方に「元気なよいあいさつができている」と評価していただきました。「子どもたちの方から元気にあいさつをしてくれる姿が増えた」と、うれしい感想をいただいた反面、「通学班によって、下校時になるとあいさつが返ってこないときがある」というご意見もありました。以上のことを踏まえ、夏休みには、「ぽかぽか言葉かけ運動PARTⅡ」の取組を行うなど、さらにあいさつに磨きをかけています。これからも、地域の方の声を聞きながら、保護者の方と子どもたち、学校が一緒になって『本物』のあいさつができる和知小学校を目指して取り組んでいきたいと思います。感じ、『本物』のあいさつができるようになってほしいという願いを、今年度へと引き継ぎました。そして、今年度も児童会執行委員会が中心となり、あいさつの取組を行っています。子どもたちに自己評価アンケートでは表1の結果になり、着実に成果が上がってきていることがわかりました。また、今年度は子どもだけではなく、保護者の方と一緒に、『本物』のあいさつをしようと取り組み始めました。ゴールデンウィークに行った、「ぽかぽか言葉かけ運動」の取組では、保護者の方からこんな感想が寄せられました。「今まで何気なく使っていた言葉も、意識して使うことで言葉のもつ温かさがよくわかりました」そして、PTA交通当番の保護者の方だけでなく、地域の見守りボランティアのみなさんに、あいさつの取組をお知らせし、評価をしてもら見が見られました。校内ではあいさつできるのに、地域に戻るとなかなかできない子どもたちの様子が明らかになったのです。昨年度の3学期、児童会執行委員の子どもたちにその事実を伝えました。子どもたちは、「自分たちの力で、あいさつを本物にしていきたい!」と決意、全校にその思いを伝えることにしました。そして、全校でアンケート調査を行い、子どもたちの意見を生かしたあいさつ運動を行ってきました。その結果、元気にあいさつできるようになり、『いつでも 誰とでも 元気に』 あいさつできる姿が増えました。しかし、「自分はあいさつできている」と自信を持って言える子は全体の7割と、まだまだ『本物』とは言い切れない状況です。アンケート結果を見ると、あいさつできない主な理由は、「恥ずかしい」ことと、「面倒に思う」ことでした。子どもたちがその壁を乗り越え、あいさつを交わし合う気持ちよさを和知小学校では、毎年、児童会の執行委員の子どもたちが、マントを羽織り『あいさつ戦隊 おはよんジャー』に変身しています。マント姿で教室を回り、あいさつを広める取組を行っているのです。また、登校時に全員を出迎える「ハイタッチあいさつ」など、ふれあいを大切にした取組も行ってきました。しかし、保護者の方のアンケートには、「あいさつ運動をしていると分かっているはずなのに、あいさつをしてくれる子が少ない」というご意No.87シリーズ 教育の窓『本物のあいさつ』を目指す!和知小学校教育の窓表1 自己評価アンケート(6月)子どもたちの自己評価取組前取組後誰にでも67%86%11%↑いつでも70%85%15%↑大きな声で62%89%27%↑目を見て74%88%14%↑笑顔で61%77%16%↑見守りボランティアPTA交通当番◎〇△◎〇△大きな声で59%33%8%38%50%12%目を見て33%59%8%31%44%25%笑顔で33%67%0%31%56%13%【◎】全員ができている 【○】半数以上ができている【△】半数以下しかできていない表2 地域・保護者アンケート

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