広報やおつ 令和元年11月号
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3広報やおつ No.585上記は、大統領がセレモニーで語った言葉です。すべての人々に平和と調和をー。この言葉は、この日披露された記念石板にも刻まれました。記念石板は、人道の丘シンボルモニュメント前に設置されています。大統領の平和への祈りが込められたメッセージは、この石板を見る多くの方の心に刻まれていくことでしょう。記念館見学では、特別に命のビザの原本をご覧いただきました。杉原氏が発給した命のビザ。そこに書かれた一文字一文字を、じっと見つめる姿がとても印象的でした。また、葉っぱをかたどったカードにメッセージもいただきました。このカードは記念館に展示しています。すべての人々に平和と調和を。他者との違いは摩擦を生みます。人は対話よりも対立を選ぶものです。そして、自ら世界を変えようとはしません。決断の時、八百津の子、杉原千畝は目を背けませんでした。勇気をもって危険と対峙し、数千人の命を救いました。人道的であるということは、ただ規則を守ることより、重要なことだったのです。正義の人、杉原を手本に、人類の平和的共存のために、私たちは努力しなければいけません。それは、私たちが自分自身との調和を図るための道でもあるのです。杉原の生きざまとその貢献は、リトアニア人と日本人にとって忘れがたいことです。これからも友好と協力を深めていけるように祈っております。八百津町長様、八百津のみなさま、温かい歓迎をありがとうございます。先ほど車で通りながら、みなさまの笑顔を見た時は、非常に感動しました。ありがとうございます。今も、みなさんの目を見ると、子どもたちの目にも、また、年配の方の目にも、非常に温かい歓迎の心を感じます。みなさんを愛しています。杉原氏の縁で結ばれたリトアニアと八百津町。これからも、この絆を大切に、「人道のまち やおつ」として、世界に向けて平和へのメッセージを発信していきます。沿道で手や旗を振っていただいたみなさん、会場に来ていただいたみなさん、会場ですてきな合唱・演奏を披露していただいた小中学生のみなさん。たくさんの町民のみなさんの歓迎に、大統領は、心から喜んでいらっしゃいました。ご協力ありがとうございました。〇お問い合わせ先タウンプロモーション室☎43-2111(内線2350)金子町長と固い握手を交わされた大統領。町とリトアニアの絆がさらに強くなりました。

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