広報やおつ 令和元年12月号
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2広報やおつ No.586町民のみなさんの安心・安全な生活を守るために活躍する消防団。普段はどんな活動をしているか、ごぞんじですか?もっと知ってほしい、知られざる(?)消防団の活躍をご紹介します。今年は、8月の九州北部豪雨、千葉県で猛威をふるった台風15号、観測史上最強の台風19号など、全国各地で特に風水害が多発しました。近年はこうした大災害が毎年のように発生しています。昨年9月の台風21号では、町内においても、多くの世帯で断線による停電や断水が起こり、特に福地地区で、大きな被害を受けました。そんなとき、地元消防団が巡回し、お年寄りの安否確認や水の配布を行いました。「消防団が家まで来てくれて、ホッと安心できました」という声も聞こえました。こうした状況のなかで、頼りにできる、地域に密着した防災組織の必要性はさらに高まっています。しかし、消防団員数は年々減少傾向にあり、町内でも新入団員の確保に苦労しているのが現実です。 消防団は地域防災の要 非常時に頼れる存在です消防団には、地域の方がボランティアで参加しています。団員のみなさんは、本業の仕事を持ちながら、消防団として活動しているのです。火災発生時の消火活動、災害時の警戒、行方不明者の捜索など、招集によって出動します。地域に密着し、町民のみなさんの安心・安全を守るという重要な役割を担っているのです。消防団といえば、消防操法大会を想像する方が多いのではないでしょうか。操法大会によって、消防車やポンプの操作が身につき、団員の結束も強くなります。『大人の部活動』といった雰囲気です。普段は各班ごとに緊急時に備えた訓練や点検を行う他、実際の災害を想定した全体の訓練も行っています。また、花火大会など地域行事の警備、防災訓練での指導など、地元に根付いた活動も数多くあります。夜警や産業文化祭では、火災予防の啓発活動も行い、町民のみなさんの、安心・安全なくらしを守っています。 消防団とは頼れる存在 ! 地域を守る消防団頼れる存在 ! 地域を守る消防団

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