広報やおつ 令和2年3月号
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6広報やおつ No.588成果を地域の方々に披露し、拍手喝采を浴びました。また、低学年を中心に全校で花壇づくりを行い、FBC(フラワー・ブラボー・コンクール)に参加しています。小さな種から芽が出て花を咲かせる営みなど、愛情をもって丁寧に世話をすることによって、植物に親しみ、命を大切にする温かい心を育んでいます。地域の方との交流の一環として、地域の施設に花を贈る活動にも取り組んでいます。その取り組みが認められ、岐阜県知事賞(県2位)を受賞しました。5 おわりに二月に実施した「ふれあい発表会」では、今年度の新たな試みとして、一年間の活動の足跡を一日の学校生活になぞらえて発表しました。全校が一体となって取り組んだこの発表は、参加していただいた保護者・地域のみなさんに「感動」を届けることができ、大成功を収めました。来年度も、子どもたちが「笑顔」で「キラリ」と輝いた成果をたくさん発表できるよう、頑張っていきたいと思います。3 「ふるさとを愛する心を育む教育活動の推進」本校では、地域を知る活動や地域の人々とふれあう活動を大切にしています。毎年、ふるさと潮南や八百津町の良さを知ってほしいと、『ふるさと体験学習』を行っています。今年度は、新丸山ダムの工事現場を見学しました。また、二月に行われた「ふれあい発表会(学習発表会)」では、4月4日㈯に行われる、岐阜県聖火リレーに潮南地区から参加される柘植さんを特別ゲストに招き、お話を聞くとともに、激励する活動を行いました。4 「特色ある教育活動の推進」『仲間と目標をもって粘り強く取り組む力を育む活動』の一つとして、元世界チャンピオンの指導を受け、一輪車演技に取り組んでいます。子どもたちは一輪車によって体幹を鍛え、バランス感覚・持久力を身につけています。また、あきらめず努力することの大切さを学んでいます。九月の地区運動会では、練習の丁寧に見届け、確かな学力をつける指導を行ってきました。今年度、その成果を町公表会で、町内外の先生方や地域の方々などに見ていただきました。また、集会活動や全校帰りの会で、1年生から6年生までの一人ひとりが、全校の前で話す機会を設けています。「やまびこ」と名付けた集会活動では、児童会主体で、学校生活での問題や行事への取り組みについて話し合ったり、『総合的な学習で一人ひとりが課題をもって追究したこと』を発表したりしています。「やまびこ」では、仲間が発言した内容について、必ず感想や意見を返す「こだま」を目標に取り組んでいます。今では低学年のどの子も、必ず挙手発言し「こだま」を返せるようになってきました。その他にも、自ら進んで学習できるよう、子どもたち専用のタブレットPCを、計画的に活用しています。いつも一人一台使用できるので練習問題で定着を図ったり、調べ学習を行ったりしています。1 はじめに本校は、町東部の標高600mを越える高台に位置し、美しく豊かな自然に囲まれています。子どもたちは全校で13名。小規模ですが、学校と家庭・地域が一体となり、さまざまな活動を行っています。そして、これを大切な学校の財産ととらえ、子どもたち一人ひとりが生き生きと活動し、地域とともに歩む教育を推進して、「笑顔」で「キラリと輝く」潮見の子の育成を目指しています。2 「少人数のよさを生かした教育活動の推進」一人ひとりに、発言の時間を十分保障することができるという少人数の利点を生かし、授業では自分の考えを相手に伝える過程を大切にしています。それとともに、一人ひとりを教育の窓No.91シリーズ 教育の窓「笑顔」で「キラリと輝く」潮見の子潮見小学校

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