広報やおつ 令和2年4月号
6/22

6広報やおつ No.589○八百津町に住み続け、地域に貢献しようとする。○一旦は八百津町を離れるが、やがて戻り地域のために尽くす。○将来八百津町を出て、どこに住もうとも、郷土八百津町のことを決して忘れない。八百津町に育ったことに誇りをもち、堂々と生きていく人材を育成したいと考えます。3 安全で安心できる環境づくり学校は、子どもが力をつけるための学びの場所です。その基盤として、いきいきと通うことができる安全・安心な場所(通学路を含めて)でなければなりません。しかし、全国的には事件事故が大きく報道されています。そのために、子どもの安全確保を最優先に考え、家庭・地域や警察などとの連携を強化するなど、危機管理体制の確立に力を入れていきたいと考えます。4 おわりに教育委員会では、今後も、地域や家庭と手に手をとりあって、子どもたちの教育を推進してまいります。ご理解・ご協力をよろしくお願いします。で、『夢・志』が一層明確になってきます。八百津町は杉原千畝氏の出身地です。杉原氏の人道精神は町の宝であり、現在、そして将来に向けて主体的に守り、引き継いでいくものです。特に、豊かな心を一層磨くために、人道教育に継続して取り組むことが必要であると考えています。⑶『ふるさと』八百津に誇りと愛着をもたせる『ふるさと』は、一人ひとりの存在が認められ、安心して過ごせる居場所です。自分たちの暮らしている地域をかけがえのない場所ととらえ、『ふるさと』を思う気持ちを育てていきたいと思います。⑴どの子にも『夢・志』を描かせるすべての子どもたちが、明確な将来の『夢・志』をもてるように育てていかなければならないと考えます。『夢・志』はすべてのエネルギーの源です。一人ひとりの子どもは、社会の中で何らかの役割を期待されて生まれてきた、かけがえのない存在です。だから、自分のためだけでなく、世のため人のため、地域や社会のために役に立つ『夢・志』をもたせたいと考えます。そして、その『夢・志』の実現のための努力をさせるのです。子どもたちは、『夢・志』をもつことで、主体的に学ぶことができるようになります。⑵『生きる力』の育成をとことん図る『生きる力』とは、知・徳・体のバランスのとれた力のことです。変化の激しいこれからの社会を生きるためには、「確かな学力」、「豊かな人間性」、「健康・体力」などの『生きる力』を一層磨き、一人ひとりを輝かせることが求められます。とことん『生きる力』をつけること1 はじめに『教育』は八百津町の将来、国の将来を左右する根幹です。〝米百俵〟で有名な明治維新に生きた小林虎三郎の『国がおこるのも町が栄えるのもことごとく人にある』という言葉をかみしめ、子どもたちを教育したいと思います。2 今年度大切にしていきたいこと„夢・志をもってたくましく生き抜いていく子ども"、„地域や社会の発展に尽くすことができる子ども"を育てていきたいと考えています。そのために、子どもたちに次の3つの力をつけることを大切にします。⑴どの子にも『夢・志』を描かせる。⑵『生きる力』の育成をとことん図る。⑶『ふるさと』に誇りと愛着をもたせる。教育の窓No.92シリーズ 教育の窓令和2年度の学校教育八百津町教育委員会

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です