広報やおつ 令和2年5月号
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4広報やおつ No.590上の表は、国立社会保障・人口問題研究所(以下社人研という)が発表した、今後の八百津町の人口推移予想(推計準拠・グレーの折れ線)と、町が独自で推計した人口推移予想(オレンジの折れ線)を比較したものです。社人研によると、40年後、2060年の八百津町の人口は3,539人にまで落ち込むと推計されています。つまり、今後40年間で、町の人口は3分の1になってしまうと予想されているのです。町独自の推計は、現在の社会減(転入人数と転出人数の差)水準が現在より改善された場合が見込まれています。これからの町の努力によって、オレンジの折れ線の人口を維持し、2060年の目標人口5,000人を達成することを目指します。そのために今後の政策の指針となるのが、今回策定された総合戦略です。これからの八百津町人口減少を食い止めるために町は、令和2年度から令和6年度の5年間を対象に、「第2期八百津町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。これは、「八百津町人口ビジョン」(平成28年策定)の目標人口を見直し、その目標達成に向けた様々な施策をまとめたものです。少子高齢化の流れは、八百津町を含む多くの自治体で、一段と深刻さを増しています。現在では、働き手・担い手である若者の減少により、地域のにぎわいが失われているという問題が、はっきりと浮かび上がっています。この総合戦略は、人口減少と地域経済縮小を克服することを目標としています。長期的には、「ひと」をつくり、その「ひと」が「しごと」をつくり、「まち」をつくるという流れを確かなものにするために策定されています。この流れを作るためには、現在の町が置かれた状況を再確認し、独自の施策を推進、個性を発揮することで人々に選ばれる自治体であることが必要です。「ひと」が「しごと」をつくり、「まち」をつくる第2期八百津町まち・ひと・しごと創生総合戦略

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