広報やおつ 令和2年6月号
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3広報やおつ No.591基礎疾患(生活習慣病)を防ぐには、正しい生活習慣を身に付けることが、一番の近道です。生活習慣病は、おそろしい合併症を引き起こす原因にもなります。保健センターでは、あなたの健康を守るため、糖尿病教室や脂肪燃焼くらぶなど、様々な講座・教室を計画しています。ぜひご参加ください。また、健診を受け、自分の体の状態を知ることで、軽症のうちに治療することができます。自分のため、大切な人のため、年に一度は 健診を受け ましょう!▼心不全 心不全は、心臓の様々な病気や高血圧が原因で、体に必要な血液を送り出せなくなる状態のことです。むくみや息切れが主な症状で、だんだん悪化し、生命を縮めます。心不全を防ぐためには、心臓の働きを悪くさせる要因を除くことが必要です。具体的には高血圧、糖尿病、高コレステロール症、肥満を防ぐことが有効とされています。また、軽症のうちに治療を行うことが、発症・悪化の防止につながります。▼これらの病気を防ぐには…紹介した3つの基礎疾患は、生活習慣病と呼ばれています。バランスの良い食事や運動、禁煙など、生活習慣の改善が、予防につながります。つまり、生活習慣の改善によって、健康な体が手に入る上に、免疫力が上がりウイルスなどの感染症の重症化リスクも低くできるのです。また、定期的に健診を受けることで、病気を早期に発見し、適切に対処することができます。今が変化のときです。自分の健康を自分で守るために、あなたも生活を見つめ直してみませんか。▼呼吸器疾患(COPD) COPDは、慢性閉そく性呼吸器疾患のことで、肺気腫と慢性気管支炎を合わせたものです。この病気は、汚れた空気を吸い続けることにより発症します。原因のほとんどがたばこであることから、予防法は『たばこを吸わないこと』に尽きます。この機会に禁煙に挑戦してはいかがでしょうか。▼糖尿病 糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンが少なかったり、働きが悪かったりすることが原因で、血液中のブドウ糖が増え、体の様々な部分に悪影響をおよぼす病気です。遺伝による体質もありますが、多くはカロリーのとりすぎ、運動不足、肥満などが原因で起こると言われています。この病気の恐ろしさは、初期はほとんど自覚症状がないところにあります。血液検査で血糖値が高めでも、たいしたことはないと思い込んでいる人も多くいます。そして、体に異変を感じるころには、合併症が相当に進んでしまっているのです。専用の器具などを使わず手軽にできる、効果的なトレーニング方を学びます。運動習慣で、めざせ、脱メタボ!継続は力なり!運動は、続けることが大切です。ウォーキングで、体も心もリフレッシュ!保健師 木澤糖尿病予防のために必要な知識を学びます。野菜たっぷり、塩分控え目、おいしいヘルシーメニューの試食も!糖尿病教室脂肪燃焼くらぶ

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