2広報やおつ No.592頑張りすぎは危険信号!平成30年度 29件令和元年度 18件この数字は、近年の町内の熱中症による緊急搬送の件数です。特に、高齢の方の熱中症発生件数が多く、理由として、次のことが考えられています。○体温調節機能が衰え、汗をかきにくい○のどの渇きを感じにくく、水分補給を控えがち○がまん強くエアコンを使わない○農作業や庭仕事を頑張りすぎてしまう町内のお年寄りのみなさんは、がまん強く頑張りやの方が多いようです。しかし、この件に関しては、その美徳よりも、ぜひ、ご自身の健康を優先していただきたいと思います。また、小さなお子さんは、自分では体調の変化に気づけません。体が小さい分、大人よりも脱水状態になりやすいため、より注意が必要です。コロナ社会を生き抜く!梅雨が明け、本格的な夏の到来です。今年の夏(6月から8月)の気温は、平年並みか平年より高くなると予想されています。強い日差しが照り付け、厳しい暑さに、すでに不調を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。さらに、今年は新型コロナウイルス感染症予防のための「新しい生活様式」が、示されています。感染予防と熱中症予防・・・あなたの命を守るためのバランスのとり方を考えてみましょう。医療現場の負担を 減らすために現在、「新しい生活様式」への対応で、医療機関は大変な状況に置かれています。そこに熱中症による緊急搬送や受診が増えると、医療機関には大きな負担となります。このことから、今年の夏は、いつもよりもっと熱中症予防を徹底する必要があります。また、感染対策として、多くの病院で、入院時の面会や付き添いに制限が設けられています。家族にもより心配をかけてしまいますね。コロナ時代の熱中症対策感染予防と熱中症予防の両立初夏の太陽の下、和知小学校3年生が元気いっぱいに体育の授業を受けていました。途中、何度も水分補給の時間を取り、熱中症対策は万全です。
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