広報やおつ 令和2年7月号
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6広報やおつ No.592館長講話や古戦場跡地散策のガイド説明などを聞き、戦国時代の人たちがどのような思いで戦に向かっていたかを知り、人の命の大切さについて考えました。3 活動から得たものユダヤ人が上陸した敦賀の地での学習を取り入れたことで、郷土の偉人である杉原千畝氏の功績について、より深く学ぶことができました。また、年間をとおして実施しているひびきあい活動(人権活動)とつながりをもたせることができ、命の大切さ、他を思いやる気持ちを養うことにつながりました。町の自然の豊かさに触れることで、郷土を愛する気持ちを育むことができました。4 「岐阜県ふるさと教育表彰」受賞八百津中学校のふるさと学習の成果が認められ、「岐阜県ふるさと教育」で最優秀賞をいただきました。岐阜県内のすべての小中学校の中から、3校のみが受賞するとても貴重な賞です。令和2年2月15日㈯の中日新聞に掲載されました。トを体験しました。豊かな自然の中で、マリンスポーツを楽しく体験することで、ふるさと八百津を愛する気持ちを育むことができました。○壁新聞作成(10月)ふるさと八百津をPRする壁新聞を作成しました。そのための取材として、2日間にわたり、町内の商店(和菓子店など)や公共施設(役場、丸山ダムなど)、お寺などを班ごとに分担して訪問しました。訪問先では、自分たちの暮らす町の特色を生かした商店、自然を生かすための施設など、そこで働く方々の生の声を聞くことで、ふるさと八百津の魅力について学ぶことができました。○関ヶ原古戦場跡地見学(10月)清流の国ふるさと魅力体験事業を活用し、関ヶ原古戦場跡地の見学にいきました。関ヶ原ウォーランドの2 活動の内容①ふるさと人道学習○若狭研修(6月)若狭研修では、初日に人道の港・敦賀ムゼウムで杉原千畝氏や日本に上陸したユダヤ人について調べ学習を行いました。館長講話やさまざまな資料をとおして、杉原千畝氏によって救われた命がどうつながっていったかを学びました。学んだことは、若狭研修の壁新聞としてまとめました。○杉原千畝記念館見学(11月)館長の講話を聞くとともに、杉原千畝氏の偉業について、記念館の展示や資料から学びました。6月に行った敦賀ムゼウムでの調べ学習とつなげ、杉原千畝氏によってつながった命について、さらに考えを深めることができました。②ふるさと自然・地域体験学習○艇庫体験(7月)蘇水公園漕艇場での艇庫体験では、ドラゴンカヌー、カヌー、サップボード、バナナボー1 はじめに令和2年度は、新型コロナウイルスの影響で、4月7日㈫の入学式・始業式から、長期間にわたり臨時休業となりました。この期間に、八百津中学校の子どもたちは、家庭で「自宅学校(学校で授業を実施する時間割どおりに自分で家庭学習を行う)」の取り組みを行い、学校再開に備えてきました。6月1日㈪からの分散登校では、各学級を2つに分け、午前と午後で別々に登校しました。そして、6月15日㈪からの通常登校で、本格的な学校活動がスタートしたところです。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、学校再開後もさまざまな活動が制限されています。そんな状況でも、八百津中学校は、夢・志の実現に向けて日常を大切に、本年度も精一杯取り組んでいきます。今回は、昨年度(令和元年度)、総合的な学習の時間を活用し学んできた「ふるさと教育」について紹介します。教育の窓No.95シリーズ 教育の窓八百津中学校のふるさと教育八百津中学校敦賀ムゼウムでの調べ学習蘇水公園での艇庫体験ふるさと八百津 壁新聞関ヶ原古戦場跡地見学

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