広報やおつ 令和2年9月号
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24広報やおつ No.593Smile通信思わず笑顔になる思わず笑顔になるまちの話題をまちの話題をみなさまにみなさまにお届けしますお届けします思いやりの心を育む東部中で福祉高齢者体験八百津東部中学校で、1年生を対象に、お年寄りに対する福祉の心を育てる目的で、福祉高齢者体験が行われました。この催しは、総合的な学習の時間を使い、町社会福祉協議会の職員を講師に、毎年行われています。「この体験をとおして、おじいさんおばあさんのためにどんなことができるか、考えたい」、「お年寄りの気持ちを考える体験にしたい」と、子どもたちは意欲的に学んでいました。「高齢者体験セット」で、体の動きを制限し、手足にずっしりと重りを付け、お年寄りの体の動きを疑似体験してみました。椅子に座る、横たわる、歩く、階段を上り下りする、新聞を読む、箸を使う、字を書く、新聞をめくるなど、子どもたちにとっては、軽々できる動作も、お年寄りの体では、何倍もの苦労があることを体験しました。有加稟さんは、「階段をおりるとき、ひざが曲げにくくて落ちそうになり、怖かったです。わたしのおばあちゃんが、腰が曲がったり、杖をついたりするようになったら、今よりも気遣ってあげたいです」と、自分の祖母を思い、決意していました。この授業をとおして、さらに思いやりの心が育ちました。地域の目で、安心・安全見守りネット調印式八百津町見守りネットワーク事業に関する協定書調印式が行われました。この事業は、助けを必要とする方が、住み慣れた地域で、いつまでも安心して自立した暮らしができるよう、行政(八百津町)と協力団体が連携、ネットワークを形成し、地域全体で見守り体制をつくりあげることを目的にしています。今回、新たに7事業所と協定を取り交わしました。金子町長は、「みなさんのお力を借りて、情報を寄せていただき、より安心・安全な地域にしていきたいと考えています」と語りかけました。「たのしい㈱ありがとサン八百津」代表取締役の山内恒治さんは、「今回は、介護サービスに携わる身として、地域に貢献したいという思いで、協定書に調印させていただきました。この調印式を機に、より安全に暮らせるまちづくりに貢献できれば」と、決意を語りました。【協定締結事業所名】○たのしい㈱ありがとサン八百津(代表取締役 山内 恒治 様)○大坪新聞店(代表取締役 大坪 真 様)○八百津町デイサービスセンター・八百津町東部デイサービスセンター(施設長 山田 淑史 様)○デイケアだいち(理事長 伊佐治 慶洋 様)○八百津宿一笑(管理者 後藤 貴広 様)○小規模多機能型居宅介護 夢眠(施設長 羽賀 大祐 様)7月15日(水)7月22日(水)

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