広報やおつ 令和2年9月号
6/28

6広報やおつ No.593な言動をしないこと』、『同調しないこと』などの大切さを伝え、偏見や差別が生じないよう取り組んでいます。『自分のため、みんなのため、そして大切な人のため』に、感染症の指導をとおして、さらに人道精神が深まるよう取り組みます。5 おわりに新型コロナウイルス感染症については、いまだ不明な点が多く、有効性が確認されたワクチンも存在しないのが実状です。今後、長期間にわたり、この新たな感染症とともに、社会で生きていかなくてはならないことが予想されます。そんな中、町では、子どもたちの安全・安心を最優先に考え、教育活動に取り組んでいきます。保護者のみなさま、地域のみなさまの、さらなるご理解とご協力を、よろしくお願いします。八百津町教育委員会☎43-0390問た対策を講じていきます。3 感染症の正しい知識の習得『感染症に関する学習』子どもたちが健康で安全な生活を送られるよう、学年の実態に応じて、『体育・保健体育』の時間や『学級活動』の時間で、感染症に関する学習を進めています。主な学習内容は、次のとおりです。○飛沫感染や接触感染など感染方法(基礎的知識)○基本的な感染症予防策○正しい手洗い・マスク着用の方法○運動や食事、休養、睡眠など、感染症予防のための規則正しい生活○正しい情報を得ることの大切さ○感染症に関連する差別や偏見を取り除くこと○家庭で取り組める感染症対策以上のことを学び、新型コロナウイルス感染症について正しく理解し、適切な行動について、みんなで考えています。それにより、自分から感染リスクを避けられる子どもに育ってほしいと願っています。4 人道教育を生かした活動『差別・偏見を許さない心』感染者や濃厚接触者とその家族、医療機関、医療関係者やその家族などに対する差別や偏見につながる行為は断じて許されることではありません。そのため、感染症に関する適切な知識を基に、『公的機関が提供する正しい情報を得ること』、『差別的調把握に努めています。教職員も子どもたち同様、健康チェックカードに記入しています。○マスクの着用・手洗い・手指消毒の徹底子ども、教職員ともに、基本的にマスクを着用し飛沫の防止に努めるなど、基本的な予防対策を徹底しています。○換気の徹底授業中、休み時間問わず、常時、教室の双方向の窓を開け、換気しています。○学校設備などの消毒子どもたちがたくさん手を触れる箇所を、1日2回消毒しています。○身体的距離の確保一定の距離を確保するため廊下や手洗い場などに目印を付け、子どもたち同士でソーシャルディスタンスを気にかけるようにしています。○登下校時の日傘の使用登下校時の密を避けるため、日傘などの傘を使用し、子ども同士の距離の確保に努めています。○机の配置の工夫、特別室利用子どもたちの席と席の間隔をできる限り開けています。人数の多い学級では、通常教室よりも広い特別活動室を教室として利用しています。今後も感染状況に応じて、工夫し1 はじめに今年度、町内の小・中学校は、4月7日の入学式・始業式後に再び臨時休業に入りました。その後、5月14日に政府の緊急事態宣言が解除されたことを受け、6月1日からの分散登校を経て、本格的に学校活動がスタートしました。現在、学校においては、子どもたちの健やかな学びを保障していくために、「3つの密」を徹底的に避ける「新しい生活様式」を取り入れてきました。感染のリスクを可能な限り低減しつつ、教育活動に取り組んでいます。2 子どもたちの健康・安全第一『学校における感染症対策』○健康チェックカードの確認毎朝、子どもたちは、家庭において体温測定・体調観察を行い、健康チェックカードに記入しています。そして、登校時に教職員が確認、体教育の窓No.No.9696シリーズ 教育の窓シリーズ 教育の窓「新しい生活様式」を「新しい生活様式」を取り入れた教育活動取り入れた教育活動八百津町教育委員会八百津町教育委員会

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る