広報やおつ 令和2年12号
10/22

 10月23日に実施された、八百津東部中学校3年生の修学旅行の行き先は三重県。コロナ禍であっても、修学旅行を実施できることに感謝しながら、感染予防に最大限の対策をして、思い出に残る最高の一日にするため、取り組みを始めました。子どもたち自身でタブレットを使って調べ、行き先を話し合った結果、志摩スペイン村と鳥羽水族館に決まりました。 修学旅行の目的は次の3点です。〇見学をとおして見識を深める〇班行動をとおして協調性を育む〇公共のルールやマナーを守ることで 社会性を高める それに加え、今年度は、テーマパークで働く方から、職業観について聞くキャリア教育と、「八百津町観光大使」として町の良さを県外に広めるふるさと教育の視点も取り入れました。八百津東部中学校の3年生のすばらしい活動を報告します! 観光大使として町のことを調べる過程では、改めてふるさとの素晴らしさを確認し、新たな魅力に出会うことができました。 調べた内容を基に、役場タウンプロモーション室にアドバイスをいただきながら、『八百津町紹介手作りカード』を9種類作成しました。そして、町の観光パンフレットや、やおっちのシールなどをセットにして、「八百津町セット」を準備しました。 こうして、多くの方の力を借りながら、観光大使としての心構えや準備を調えました。 当日。バス車内でのルールを守り、感染対策をした上での「おやつタイム」と車窓からの風景を楽しみながら、三重県に到着しました。 子どもたちは、はにかみながらも志摩スペイン村や鳥羽水族館で働く方々に、この仕事に就いたきっかけや、やりがいなどをインタビューしました。「人を楽しませる仕事がしたかったからです」「お客様の笑顔を間近に見られることがやりがいです」 みなさんが自信と誇りをもって職業に就いていることが伝わりました。今、進路選択の時期に入っている子どもたちにとって、視野を広げることにも繋がり、進路実現に向けての歩みのひとつに生かすことができました。 インタビューに答えてくださった方々には、「八百津町セット」をプレゼント。観光大使としての役割を果たしました。制服の胸に付けたやおっちの缶バッジや手作りカードを見て、「そのバッジ、素敵ですね」「八百津町は素敵な所ですね」と言ってくださった方や「八百津町と言えば杉原千畝さんの町ですね」と、八百津町を知っている方にも会えました。この活動をきっかけに、町を訪れる人が増え、益々活気のある町につながるといいなと感じます。 自ら考え、企画した修学旅行。最高の思い出となった私たちのこの活動を支えてくださった保護者の方々や八百津町役場の方々、インタビューの活動に応えてくださった方々、安全な旅行をサポートしてくださった旅行会社の方々など、全ての関係者のみなさんに心から感謝します。八百津町観光大使八百津町観光大使 八百津町観光大使 ~八百津東部中学校 修学旅行~10広報やおつ No.596

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