広報やおつ 令和4年11月号
12/24

「しつけ」と「体罰」の違いって?八百津町子ども家庭総合支援拠点って?体罰によらない子育てを、みんなで応援しましょう子育てにおいて、しつけと称して、叩いたり怒鳴ったりすることは、子どもの成長の助けにならないばかりか、悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。次のポイントを心がけながら、子どもに向き合いましょう。体罰が許されないものであることが、法定化されました。子どもの権利が守られる、体罰などのない社会を実現していくためには、一人一人が意識を変えていくとともに、子育て中の保護者に対する支援など、社会全体で取り組んでいかなくてはなりません。「しつけ」子どもの人格や才能などを伸ばし、社会で自立した生活を送れるようにするなどの目的から、子どもをサポートして、社会性を育む行為です。「体罰」子どもの身体に何らかの苦痛を引き起こし、または不快感を意図的にもたらす行為(罰)です。体罰などが、子どもの成長・発達に悪影響を与えることが、科学的にも明らかになりました。「しつけ」と称した暴力や体罰などが繰り返されると、心身にさまざまな悪影響が生じる可能性があります。妊産婦などを対象に、子育てをする中での様々な悩みや困りごとについて、相談員が相談対応します。また、きめ細やかな支援を継続的に行い、関係機関と連携し、児童虐待の未然防止、再発防止のための支援体制を構築し、電話や家庭訪問など、それぞれの家庭にあったサポートを行います。周囲の親族や地域住民、NPO、保育などの子育て支援者、保健・医療・福祉・教育現場で、子育て中の保護者に接する方は、保護者が孤立しないようにサポートしていくことが大切です。保護者だけで抱え込まないように、町や児童相談所などとも連携をして、声かけや支援を行い、社会全体で支えていきましょう。12たたかれたりひどいことを言われない保護者の人から育てられる守ってもらえる子どもが持っている4つの権利元気に・健康に毎日を過ごして成長する自分の意思を言う話を聞いてもらえる児童相談所相談専用ダイヤル☎0120-189-783八百津町子ども家庭総合支援拠点☎43-0390(内線2514)子ども家庭総合支援拠点で相談できること子どもや家庭に関する相談・子育てがつらい・育児ストレスを感じている・子どもの行動や発達が気になる・出産後の生活に不安がある近くに頼れる人がいない(通話料無料)虐待に関する相談・子育てでイライラして、つい子どもを叩いてしまう・体調が悪くて子どものことが 十分にできない・子どもの前でパートナーとケ ンカをしてしまう・近所から大人の怒鳴り声や子どもの泣き声が聞こえて心配18歳未満のお子さんとその家族、子育てに悩んだら…たたかれていい子どもなんて、いないんだよ。「もしかして?」ためらわないで! 189(いちはやく)~子どもの権利が尊重される子育ての実現のために~11推進月月は児間で童す虐待防止

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る