広報やおつ 令和4年12月号
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33(参考:政府広報オンライン、厚生労働省ホームページ)2.ウイルスを「つけない」  食品や食器、調理器具などにノロウイルスを付けないように、手体調不良のときの備えを確認しておきましょう・ 体調がすぐれないときは、無理せず休みましょう。医療機関にすぐにかかれない場合に備えて、抗原・発熱症状がある場合は、まずは電話で「かかりつけ医」に相談してください。 かかりつけ医を持たない場合や相談先に迷う場合は、下記に相談してください。 受診・相談センター(可茂保健所)☎25-3111(内線358)るときは、食品を直接扱うことを控えましょう。洗いをしっかり行いましょう。3.ウイルスを「やっつける」  食  品…中心温度85℃~90℃で、90秒以上の加熱  調理器具… 洗剤などで洗浄後、熱湯(85℃以上)で1分以上過熱するか、塩素消毒液(塩素濃度200ppm)に浸して消毒する。4.ウイルスを「広げない」  ノロウイルスが身近で発生したときには、食器や環境などの消毒、おう吐物などの処理で二次感染しないように注意しましょう。検査キットや解熱鎮痛剤を事前に購入しておくと安心です。感染から発症までの時間(潜伏期間)…1日から3日主な症状38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が急速に表れるのが特徴です。普通の風邪と同じように、のどの痛みや咳などの症状もみられます。感染から発症までの時間(潜伏期間)…1日から2日主な症状吐き気、おう吐、下痢、腹痛、発熱などです。通常、症状が1日から2日続いた後、自然に回復します。季節性インフルエンザ インフルエンザウイルスの感染力は非常に強く、いったん流行が始まると短期的に多くの人へ感染が広がります。A型のインフルエンザは、ウイルスの抗原性が小さく変化しながら、毎年ヒトの間で流行しています。これを季節性インフルエンザといいます。予防接種は重症化を防ぐ インフルエンザは、基礎疾患のある方や高齢の方では、重症化する可能性が高いと考えられています。予防接種の最も大きな効果は重症化を予防することです。ノロウイルスによる食中毒 ノロウイルスは強い感染力をもち、毎年冬に食中毒が多発しています。その原因のほとんどは、感染者が調理し、食品を汚染させたことによるものです。少量でも感染し、体内で増殖することで症状を引き起こします。食中毒を防ぐ4つのポイント1.ウイルスを「持ち込まない」  調理場にウイルスを持ち込まないように、腹痛や下痢の症状があ

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