八百津町立錦津小学校誰もが安心して生活し、笑顔あふれる学校【防災安全教室】令和2年4月、分散登校への懸念から、「PTA地区委員会」の主導で、各地区保護者が見守りを行うこととしました。交通安全ベストや帽子、安全旗を購入し、今も毎朝当番制で行っています。6月には、親子登下校を行い、保護者による通学路の安全点検を実施しました。実施後には、連絡システム「すぐーる」のアンケート機能を活用し、保護者の意見を集約しました。また、年4回実施している資源回収の後には、PTA地区委員会を実施して、各通学路の様子を交流しているのですが、今年度は先のアンケート結果をもとにしながら話し合うことができました。さらに、ここでの話題を安全ボランティアの方々と共有したり、通学路安全推進会議につなげたりすることができました。で、家庭教育学級を兼ねた「親子防災安全教室」を行いました。密を避けるために、時間帯を低・中・高学年に分け、授業を15分間ずつにし、3つの会場を親子で移動する形としました。図工室では、役場防災安全室の職員を講師に、プレゼンテーションで防災の概要を学びました。グラウンドには、可茂消防事務組合八百津出張所から消防車を持ってきていただきました。子どもたちは、消防車の運転席に乗ったり、道具や装備に触れたり、担いでみたり…。実体験をとおして、緊急時に活躍する消防士の仕事を学びました。体育館には、錦津コミュニティセンター「きらり」の防災備蓄倉庫から、様々な防災グッズを持ってきて展示しました。今年度、本校体育館南東側に防災備蓄倉庫が設置されたことも紹介しました。前日の準備では、全職員でテントを立てて簡易トイレを設置したり、避難所のパーテーションを組み立てたり、過去に町で起こった自然災害のパネルを並べたりしました。作業を行うことで、避難所設営について考えたり、各種道具類の組み立て方を体感したり、実際に災害が起こった場所を確認したりすることができ、職員の防災研修にもなりました。各学級では、毎日「ぽかぽかタイム」を位置付け、仲間の良さや頑張りを認め合うことを大切にしています。また12月には、児童会のなかよし委員会がリードして「ぽかぽかキャンペーン」を実施しました。ここでは、学級の枠を超えて、分団の仲間や他学年の仲間のすてきな姿を「いいねシール」や「付箋のコメント」をカードに貼り合って認め合ったり、お昼の放送で紹介したりしました。さらに、このキャンペーンの後には、新型コロナウイルス感染者への差別・偏見をテーマに、同委員会が劇を全校に披露し、各学級で考え合う時間をもちました。子どもたちが主体的に、錦津小の仲間を思い合う雰囲気作りを行っています。子どもたちの笑顔があふれる学校であるためには、強固な「安心・安全」の土台が必要です。これからも、保護者・地域のお力をお借りしながら、職員で力を合わせてまいります。1.のPT土A台活づ動くにりよる「安心・安全」【朝の登校見守り】2.学安心校感づのくありる居場所としての3.おわりに1111月には、PTA学級委員会の主催No.120シリーズ 教育の窓
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