55 アプリでインターネットのホームページを作成しました。アプリの中ではアニメ形式でストーリーが展開されるため、ストーリー上の問題を解決するためにプログラミングを使用するといった目的意識を持った授業が展開されています。子どもたちからは、「プログラミング楽しい!家でも勉強したい!」といった声が上がっていました。タブレットがあれば、いつでもどこでも学習ができるため、子どもたちが自主的に将来必要となるスキルを学んでいく様子が感じられました。 オンライン会議アプリで、学校と名古屋港水族館をつなぎました。タブレットのカメラ機能で実際の魚を映し出し、授業で習った内容の通りになっていることを確認しました。子どもたちは、「イワシは本当に背中が黒いんだ!」と驚いた様子。普段見られない水族館の裏側や、イワシのトルネードもタブレットを通じて見ることができました。 映像だけで伝わりにくい魚の体の構造は、煮干しを解剖することで特徴を学びました。最後には自分が解剖した結果をタブレットで撮影し、みんなで共有しました。オンラインとリアルな体験の両方の良さが活かされています。 シンガポールとオンライン会議アプリでつながることで、海外と交流できるようになりました。場所が学校であることで、リラックスして会話ができ、積極性が生まれました。子どもたちはシンガポールの文化に興味津々。知りたいと思ったことを英語で一生懸命質問していました。英語の勉強だけでなく、海外の文化も知ることができ、多様な価値観について学べたようでした。 また、アプリを使って自分の英語のイントネーションの確認をしました。自分の英語が伝わるか不安を感じているときに、正しいイントネーションを学び、自信を持って交流に臨んでいました。 自分が何気なく使っているタブレットが、使い方を間違えると大きな事件に発展してしまうことをクイズや映像を見ながら学びます。タブレットはルール・マナーを守って正しく使うということや、「自分にも起きるかもしれない」という意識を持つことができたようです。タブレットを導入して、できることが格段に多くなった一方で、やって良いこととやってはいけないことを、子どもたちが自分で判断できるように毎年実施していきます。技術:プログラミング魚の授業スマホ・ケータイ安全教室シンガポールと交流
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