広報やおつ 令和5年11月号
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心臓病は長期間の蓄積が原因要介護者の心臓病は味噌汁の飲み比べ味噌汁の塩分濃度測定減塩のコツ個2.2グラムス3.7グラム※KDBシステムより抜粋◆日本人の一日の食塩摂取量目標値男性7.5グラム未満 % 女性6.5グラム未満※量や材料によって誤差があります減塩勉強会「広げよう!減塩の輪」において学習した内容をもとに、石畑いきいきサロンで減塩啓発活動を行いました。心臓病は、長期間心臓に負担をかけ続けてきたことが原因で起こります。食事は生まれて間もないときから毎日続きます。毎日の繰り返しの結果は、大人になってから、または高齢になってからでなければ知ることができません。自分自身とご家族が将来病気で苦しむことがないように、先々のことを意識して、毎日口にする食品の塩分に注意したいものです。要介護者の70.3%が心臓病を患っています。県・同規模市町村・国の割合と比較して見ると、八百津町民の心臓病の多さが分かります。普段家庭で食べている味噌汁との塩分の違いを実感していただくため、出汁で作った味噌汁とインスタント味噌汁の飲み比べをしました。 「自分の家の味噌汁は薄味だ」と安心される方や、「出汁で作った味噌汁はおいしい」などの意見がありました。自宅から持参された味噌汁の塩分濃度測定を行いました。ドキドキしながら確認し、測定結果に一喜一憂、楽しみながら減塩について学ぶことができました。 「食べてはいけない」のではなく「選ぶ知識」をもっていること、「工夫する方法」を知っていることが重要です。「少し意識する」ことを毎日繰り返し、習慣化しましょう。普段食べている食品には、これほどの塩分が含まれています(一例)。たくあん5切れ味噌汁梅干し1ざるそば(つゆ含)寿司(しょうゆ含)カレーライラーメン(スープ含)食塩量食品に含まれる1770.3糖尿病心臓病脳疾患筋・骨疾患61.1精 神八百津町 (%)26.1県 (%)28.765.517.722.256.331.438.2国 (%)24.260.660.223.522.653.053.338.136.85.5グラム3.7グラム3.2グラム2.0グラム0.7グラム市町村国保ヘルスアップ事業活 動 報 告やおつ減塩調査隊食生活改善推進協議会70.3▼要介護者の有病状況(令和4年度累計)同規模 (%)22.9

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