広報やおつ 令和7年3月号
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No.144シリーズ防災安全遭浸もしっ水もた被ごら害自に宅が① 浸水場所を確認し、泥やゴミなどを取毎年のように各地を襲う台風などによる豪雨災害ですが、当然八百津町も他人事ではありません。被害に遭わないに越したことはありませんが、万が一大雨などによりご自宅が浸水被害に遭った場合、どうすればいいのでしょうか。そこで今回のシリーズ防災安全では、ご自宅などが浸水被害に遭ってしまった場合の対処方法について紹介します。結論からお伝えすると、一番重要なのは「徹底的に乾燥させること」です。床上浸水なのか、床下浸水なのかによって、やることに多少違いはありますが、主な作業はおおむね共通しています。り除く②浸水場所をキレイに洗浄する③洗浄後は徹底的に乾燥させる右記3つが重要な工程ですが、一番大事なのが最後の「乾燥させること」です。以前は消石灰を使用した消毒を行うこともありましたが、現在は厚生労働省をはじめとした各機関が、床下を含む「屋外では原則消毒は不要」との見解を示しています。左の円グラフは、イベントを利用し住民のみなさまに行なったアンケート結果をもとにしたものです。結果を見ると約8割の方が非常食の準備ができていると回答していますが、いいえと回答している方もいらっしゃいます。今後、発生すると言われている南海トラフ巨大地震は、この先30年以内に発生する確率が80%と言われています!災害が発生してから後悔しても失ったものは帰ってきません。今回は今すぐできる災害への備えとして「ローリングストック」をご紹介します!① 蓄える…3日分以上を② 使う…賞味期限の近い③ 補充…使った分を必ずローリングストックとは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。蓄えておきましょう。ものから使いましょう。補充しておきましょう。一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるようになります。ぜひ実践してみてください!というのも、消石灰による消毒は、「感染症などの発生を防ぐ目的で行われるもの」であり、家屋の浸水被害の際に必要なのは、「カビの発生やそれに伴う悪臭・腐食を防ぐこと」です。そのためには、上で紹介したように「徹底的に乾燥させること」が一番重要となります。左記の2次元コードより、ご自宅などが浸水被害に遭ってしまった場合に行うべきことについてをまとめた岐阜県のホームページをご覧いただけます。ケースごとの対応手順や、注意事項などがまとめられていますので、ぜひ一度ご確認ください。浸水被害に遭った際には、できるだけ早く床下などのゴミや泥、水を取り除き、悪臭や腐食の原因となる汚れをしっかり洗い流したうえで、カビが発生しないよう徹底的に乾燥させましょう。特に壁裏や床下、それらの場所に設置されている断熱材はカビが発生しやすい場所となっています。扇風機やサーキュレーターなどを活用してしっかり空気を循環させることで、徹底的に乾燥させるということを覚えておきましょう。■お問い合わせ 防災安全室(内線2232)l:広報やおつ No.638 //www.pref.gifu.lg.jp/(httpspage/396687.htm)災害が発生した際の非常食の準備はできていますか?準備しているものカップ麺カップ麺3%3%今すぐできる災害への備えいいえ いいえ 21%21%乾パン乾パン3%3%アルファアルファ米6%米6%レトルト食品レトルト食品23%23%缶詰め缶詰め26%26%はい はい 79%79%水水39%39%▲岐阜県 ホームページ11可茂消防からのお知らせ可茂消防事務組合八百津出張所☎43-0476

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