広報やおつ 令和7年4月号
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自身の健診結果を見直し、高血圧症の中のどの段階にいるのか確認しました。健診は受けたら終わりではありません。自己判断せず、適切なタイミングで受診・治療することで、悪化を防ぐことができる病気があります。23高血圧予防教室を開催しました!【1】血圧と塩分についての話【2】減塩メニューの試食【3】今日からできる減塩術のお話【減塩術のご紹介(一部抜粋)】① 汁物は具沢山に!味噌汁に具材をたっぷりと入れることで、汁の量が減り減塩になります。食塩の量=食塩の濃さ×食べる量食塩相当量(1食あたり)2.5gひじきとにんじんの七味マヨ和え・お酢をなじませることで味付けにアクセンごま香る減塩豚汁・味噌の量を減らし、代わりに練りごまを加えることでコクが増し、薄味でもおいしくなる。かぼちゃのにんにくソテー・にんにくといっしょに香ばしく焼き、少量の塩で仕上げる。料でもおいしくなる。・野菜をよく炒めてから調味料を加え、味の染み込みを抑える。トをつける。※答えは 右下に あります防や治療といったアクションが起こせない人が多いです。しかし、生活習慣次第で発症を防ぐことができる病気であることがわかりました。血圧の仕組みや高血圧の原理を、水道のホースとホースを流れる水に例えて、自分の体の中で起きていることをイメージしました。また、塩分が血管に与えるダメージがわかり、減塩の必要性を再認識しました。心臓・脳・目・腎臓...さまざまな臓器に影響が及ぶ恐ろしさがわかりました。実際に影響を受けた臓器の写真をみて、理解を深めました。やわらか減塩生姜焼き・塩分の少ないマヨネーズで下味をつけ、料理にコクを出すことで、少量の醤油でもおいしくなる。・小麦粉をまぶして焼くことで、調味料が絡み味を感じやすくなる。小松菜の桜エビ炒め・桜エビの香ばしさで、少量の調味【アンケートより】□家庭でもできそうだと思った減塩術は? 「味噌汁、煮物はだしを使い、調味料を加減する」「味噌汁は具沢山にし薄味にする」「香辛料や酢を活用する」など□教室の感想・意見 「日頃から血圧を気にして生活したい」「今一度、食と健康について考える機会となった」「自分にできることから取り入れてみたい」など【最後に】参加者自身が、高血圧が及ぼす体への影響や減塩の必要性を理解し、実際に減塩メニューを試食し減塩のポイントを学ぶことで、今後の食生活について考える機会となりました。高血圧症の予防として、減塩は非常に大切ですが、自分一人で取り組むことは難しいことです。地域全体で減塩に取り組めるよう、今後も減塩普及活動を行い、町民のみなさまが、いきいきと健康で過ごせる町づくりを推進していきます。【3】の答え約6.1g広報やおつ No.639 1日の食塩摂取目標量は、男性 7.5g未満女性 6.5g未満であり、これだけで約1日分の塩分を摂ってしまいます。私たちは、知らないうちに塩分を摂り過ぎています。② 塩分の多い食品は食べすぎ注意例)漬物、佃煮、練り物(ちくわ、かまぼこ、さつまあげなど)、食肉製品(ウインナー、ハムなど)③ 薄味に慣れる濃い味に慣れてしまうと、味覚も鈍くなり、より一層濃い味を求めてしまいます。逆に、薄味を続けることで舌が慣れ、素材本来の旨味を感じられるようになると、薄味でもおいしく食べられるようになります。普段の料理を少しずつ薄味にして、舌を慣らしていくことが大切です。この食事(下記の写真)には、どれくらいの食塩が含まれているでしょうか?国保ヘルスアップ事業食べて実感!健康Life教室~高血圧予防~1. 生活習慣病と メタボリックシンドローム 高血圧は自覚症状が乏しく、予2. そもそも血圧って何だろう? 3. 高血圧を放置したらどうなるの? 4. 自分の健診結果を見てみよう ひと手間で簡単おいしい減塩メニュー

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