広報やおつ 令和7年7月号
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なぜ家具類の転倒・落下・移動防止対策が必要?家具への収納方法安全な家具の配置①ケガ…近年発生した地震でケガをした原因を見ると、②火災…転倒・落下した家具などが電気ストーブなど③避難障害…避難通路、出入口周辺に転倒、移動しや・棚などの家具に物を収納する場合は、重いものを下・避難通路、出入口付近に転倒、移動しやすい家具類・倒れた家具などにより、ドアが開かなくなったり、・「寝る場所」や「座る場所」にはなるべく家具を置か・窓際には、重量物や転倒・落下・移動しやすい物を大地震を踏まえて、日頃から家具類の転倒・落下・移動防止対策をすることは、地震が発生した際に自身を守る「自助」だけでなく、「共助」として、ご家族や近隣住民の助け合いへとつながる重要な対策です。以下の「3つの危険」が生じる可能性があります。近年、発生が危惧されている東南海、南海トラフ巨地震により家具類の転倒・落下・移動が発生すると、約30~50%の人が、家具類の転倒・落下・移動によるものでした。の電源スイッチを押し、付近の燃えやすいものに着火するなどして火災が発生することがあります。すい家具類を置くと、避難経路を塞いだり、引き出しが飛び出すことで、つまずいてケガをしたり、避難の妨げになることがあります。に収納し、重心を低くすることで倒れにくくしましょう。を置かないようにしましょう。つまずいてケガをしたり、避難の妨げになることがあるので、家具類を置く方法にも注意しましょう。ないようにしましょう。置く場合には背の低い家具にするか、家具の置き方を工夫しましょう。置かないようにしましょう(外に落下する危険もあります)。岐阜県では7月11日から20日にかけて、夏の交通安全県民運動を実施しています。そこで、今回のシリーズ防災安全では、交通安全について紹介します。さっそくですが、年間で比較した場合、夏の交通事故は多いと思いますか?それとも少ないと思いますか?お察しの方も多いと思いますが、わざわざ聞くということはもちろん多いということです。これからの季節は、夏休みなどを利用したお出かけや、お盆休みの帰省などのように、普段運転しないような慣れない道を長時間かけて運転する機会が多くなりがちです。その中には、普段はあまり自動車の運転をしない、運転に不慣れな方も一定数いることでしょう。それらのことから、普段よりも交通量が増加し渋滞が発生しやすいこと、ゲリラ豪雨などの急激な天候悪化も頻繁にあることから、交通事故が多くなりがちだと言われています。また、花火大会のようなイベントや、バーベキュー、ビアガーデンなどのように、外での飲酒の機会も増えがちです。どのような場合であっても飲酒運転は絶対に禁止なので、飲酒する場合は公共交通機関を利用したり、運転代行を利用するようにしましょう。このように、夏は楽しいイベントが盛りだくさんである反面、交通事故も増えがちな季節だと言えますね。さて、話は少し変わりますが、岐阜県の交通事故死者数はどのくらいだと思いますか?令和6年の岐阜県における交通事故死者数は70人で、都道府県別に見ると全国ワースト12位でした。令和5年は50人だったので、20人増加しています。この増加数20人というのは、なんと全国ワースト1位でした・・・。その他にも、人口10万人当たりの死者数では全国ワースト7位、自動車位を記録しており、全国的に見ても交通事故による死者数はかなり多いと言えます。ちなみに、八百津町では現在交通死亡事故ゼロを約6年半継続中であり、交通死亡事故ゼロ2000日を達成したことで、岐阜県警察本部長および岐阜県交通安全協会長の連名による表彰を受けました。これもみなさまの交通安全への意識の賜物だと思います。今後も、この喜ばしい記録が続くように、また、交通事故による悲しい思いをする人が一人でも減るように、交通安全に心がけてお過ごしください。■お問い合わせ防災安全室(内線2232)楽しい夏こそ安全運転を広報やおつ No.642対策器具の使用でより強固に固定を!可茂消防からのお知らせ可茂消防事務組合八百津出張所☎ 4 3 - 0 4 7 6家具類の転倒・落下・移動防止対策!10万台当たりの死者数でも全国ワースト6No.148シリーズ防災安全21

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