アウシュビッツ・ビルケナウ博物館〉〈ポーランド 八百津町に住む私たちにとって杉原千畝氏の人道的行為について学ぶことはとても大切なことです。第2次世界大戦中におきたユダヤ人大量虐殺行為、その行為に至ったきっかけや結果、当時の世界情勢などについても学習し、杉原氏の行った人道的行為がどれだけ大きなことであったのかを知るのは重要なことと思っています。事前に、八百津町の杉原千畝記念館で学習をしていきましたが、実際に現地のアウシュビッツ・ビルケナウ博物館に行き、日本人のガイドさんから、当時の様子や収容された人たちがどういう人でどのような扱いを受けたかなど、展示物や写真、遺物や実際に収容された現場などの説明を受け、現地で実際に見ることでしか感じられない重みや悲しみを知り、平和の大切さを再認識しました。〈おわりに〉最終日、飛行機の待ち時間を利用した最後の反省会では、単にこんなことがありましたと事実を述べるだけでなく、事実についてどう感じて、それについてどう考え、今後どう行動していきたいかなど、しっかり考えてまとめた意見を出すことができるようになり、短期間での大きな変化と成長を感じました。また生徒たちは、出発前の“期待"、ホームステイの“不安"、実際のホームステイを経験した“楽しさ"、別れの“悲しみ"、アウシュビッツでの“痛み"、帰り着いた“安堵"など、短期間でさまざまな心の変化という経験も積み、これも大きな成長の糧となりました。日本は島国で他国との往来も容易でないため、言語はほとんど日本語だけで生活できます。一方、リトアニアは周辺国との間でいくつもの争いはありましたが、今はEUという枠組みの中で周辺国との往来があり、複数の言語が当たり前のように使われています。今後グローバル社会に出て、対等に付き合っていくためには言語の学習は不可欠であり、相手の生活文化の理解も含め、今回の生活経験は大いに学びになったと思います。10名の生徒たちの未来に大いに期待しています。結びにあたり、ご寄附をいただいた吉田茂氏や縁を結んでいただいた杉原千畝氏はもとより、滞在中すべての行事に関わり面倒を見ていただきましたドブケヴィチュウス学校のリナ校長先生をはじめとする先生方やカウナス市役所のみなさま、アレクソータス地区のみなさま、ホストファミリーのみなさま、事前研修を行っていただいたみなさま、そして保護者のみなさまなど、今回の研修には本当に多くの人々に関わっていただき助けていただきました。こうした関係していただいたすべての方々に感謝して報告とさせていただきます。1月末頃を予定しています※次年度の中学生海外派遣研修事業の募集は、5 広報やおつ No.645
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