緊急情報

八百津町緊急事態宣言に伴う町長メッセージ(令和3年6月4日)

町民のみなさまへ

 

新型コロナウイルスの新規感染者は、全国・岐阜県において高止まりの状態が続いており、5月31日までを期間として岐阜県に適用されていた「まん延防止等重点措置」が、6月20日まで延長されることになりました。

 岐阜県の病床使用率は6月1日時点で53.4%となっており、国が示す基準のステージⅣ相当の50%を超え、医療提供体制もひっ迫しています。

本町においても高齢者施設でクラスターが発生し、新規感染者が急増しています。6月3日時点での直近一週間の新規感染者数31人を、人口10万人あたりの感染者数に換算すると 301.38となり、 国が示す基準のステージⅣ相当の25人を大きく上回る厳しい状況にあります。

 こうした状況を鑑みますと、 本町においては危機的な感染状況にあるという認識であります。

 加えて、現在22市町を対象としている岐阜県の 「まん延防止等重点措置区域」に、 本町も新たに指定を受けることとなりました。

 したがいまして、これ以上の感染拡大を食い止めるために、この度、本町独自の緊急事態宣言を発出することといたしました。 期間は6月4日(金曜日)から6月20日(日曜日)までとします。

 町民のみなさまにおかれましては、引き続き基本的な感染防止対策(マスク着用、手指消毒、三密はもちろん 一密も徹底的な回避)を確実に実践していただくとともに、日中を含めた不要不急の外出・移動の自粛について、改めてお願いいたします。また、少しでも発熱等体調が悪い場合は、全ての行動(通勤、通学など)ストップと、周りの方の健康状態の迅速な確認をお願いします。

 昨今の新型コロナウイルスは、変異株により感染力が強くなっており、いつでも、誰でも感染しうる状況にあります。

 感染が広がる中、不確かなうわさ話や、事実と異なる情報により、感染者やそのご家族、濃厚接触者の方、医療・介護・福祉従事者の方に対する不当な差別、偏見、いじめ誹謗中傷などはあってはならないことです。

 私たちは「人道のまち・やおつ」の住民です。人権侵害につながる差別や偏見を生み出さないよう、思いやりの心をもって冷静な行動をお願いします。

 本町のワクチン接種は着実に進んでいます。苦しい時期ですがオールやおつでこの難局を乗り越えるために、みなさまのご協力をお願いします。

 

令和3年6月4日

八百津町長 金子政則