(目的)

第1条　この要綱は、地域材の安定供給及び森林整備の効率的かつ円滑な実施を図る目的のもと、自然災害により被災した既設の林業専用道(規格相当)の早急な復旧を支援するため、林業事業者が行う林業専用道の復旧に係る事業費に対し、予算の範囲内で補助金を交付することとし、その取り扱いは八百津町林業振興対策事業補助金等交付規則(平成29年八百津町規則第19号、以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(事業主体)

第2条　この事業の実施主体は、林業専用道(規格相当)管理者、林業専用道を利用する山林所有者ならびに林業事業者の他、町長が必要と認める者(以下、「事業主体」という。)とする。

(補助対象事業)

第3条　補助金の交付の対象となる事業は、既設の林業専用道(規格相当)において、自然災害により被災した箇所の復旧とし、林業成長産業化森林整備事業費補助金(路網整備)事務取扱要領(平成30年4月10日付け森第28号林政部長通知。以下「県要領」という。)により採択された事業とする。

(補助金の額)

第4条　補助金の額は、林業専用道(規格相当)の復旧に係る事業費の額に2分の1を乗じた額以内の額とし、国要領による交付決定額を限度とする。

(補助金交付申請)

第5条　補助金の交付を受けようとする事業主体は、規則第4条第1項の規定に基づく補助金等交付申請書に次の各号に掲げる書類を添付して町長に提出しなければならない。

(事業が予定期間内に完了しない場合の報告)

第6条　規則第6条第1項の規定により町長の承認を求める場合は、事業が予定の期間内に完了しない理由又は事業の遂行が困難となった理由及び事業の遂行状況を記載した書類を町長に提出しなければならない。

(実績報告)

第7条　事業主体は、県要領による補助金確定後、速やかに規則第8条の規定に基づく補助事業実施報告書に次の各号に掲げる書類を添付して、町長に提出しなければならない。

(その他)

第8条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、町長が別に定める。