広報やおつ 令和2年10月号
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33広報やおつ 広報やおつ No.594No.594いよいよ開店です。お客さまも続々と来店、次から次へと注文が入ります。福地いろどり村製の炭を使い、こんがりと焼かれた五平餅は1本160円。周辺にはこうばしい香りがただよいます。愛知県からロードバイク(自転車)でいらした男性は、「ここはちょうどいい休憩場所。栄養補給にもってこいの焼きたて五平餅の味は格別。自転車なかまにもすすめます」と、満足げな様子でした。秋の一日、町民のみなさんも、ぜひお出かけください。しおなみ山の直売所では、野菜を納入してくださる農家の方を募集しています。たくさんのお客さまが、地元産の新鮮な野菜を求めて、訪れています。興味のある方は、ぜひご連絡ください。〇お問い合わせ先しおなみ山の直売所☎42-1355「リピーターの方が多く、この味を求めて山を登ってきたよと言っていただきます。『ただいま!』と来てくださる方もいて、とてもうれしい。大変だけど、グループしおなみの活動をしていなければ、こんな喜びもなかったと思います。冬には、五平餅と豚汁と小鉢のセットも作りますよ。その他に季節ごとに、ほう葉すしや、栗の入ったお赤飯を作ったりね。もっとお客さんがくつろげる空間を作りたいと思っています」いきいきとした表情で語っていました。餅は、うるち米100%。当日の朝、炊いて、練って、丸めて、串に刺します。水加減も練り加減も、経験から決めています。この日は4・5升分の餅を作りました。スタッフのみなさんは、アイコンタクトでテンポよく作業を進めます。「ただいま!」がうれしい「ただいま!」がうれしい直売所では、土・日・祝日限定で、五平餅を販売しています。この五平餅、こだわりがつまっています。五平餅製造・販売のまとめ役・柘植美保子さんに、作り方を見せていただきました。たれは、砂糖、しょうゆ、みそをベースに、ごま、ピーナッツ、くるみをたっぷり使います。隠し味にだし粉を加え、絶えず混ぜ続けながら火にかけると、なんともいい香りが漂います。「何年も試行錯誤して、やっとこの味ができたのよ。固すぎてもゆるすぎてもダメ。ちょっとの加減で味が決まるの」たれの配合を知るのは、限られたスタッフのみ。まさに秘伝の味です。休日限定!休日限定! 手作り「ごへだ」手作り「ごへだ」たれは大鍋にたっぷり作ります。美保子さんの作業は驚きの手早さです。「慣れよ!」

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