特別賞
応募者氏名:原 ののか
学校名:羽島高等学校
学年:3年生
題名:変えられる未来
私は高校入学当時、「高校選びを間違えたな。」と思っていた。高校見学は別のところへ行ったし、十分に下調べもしていなかった。ここなら確実に受かるだろうという甘えた気持ちで受験をした。そんな私が、今では生徒会長をしている。
生徒会に興味を持ったきっかけは兄だった。高校へ入学する前、兄に高校ではどんなことをするのか聞いたことがあった。私と兄は年齢が離れていて、兄のことはほとんど知らなかった。そこで生徒会をやっていたことを知った。まさか兄がやっていたと思ってもいなかったのでとてもおどろいた。そこから生徒会に親近感を持ち、自分の高校の生徒会は何をしているのか興味を持った。私の高校の生徒会は、学校行事の運営の他にも、地域のお祭りのボランティアや学校近くの駅前であいさつをしたり、学校外でも活動している。中学校でもあいさつボランティアはやっていたし、せっかくだからやってみよう、という軽い気持ちで生徒会に立候補した。最初は他の役員のお手伝いをする気持ちで仕事をしていたが、個性豊かなメンバーや生徒会で運営する行事の楽しさを知り、だんだん自分から積極的に仕事をするようになっていった。入学時に入る高校をまちがえたという考えがまちがっていた。この高校は一人一人があったかく、笑顔がたくさんあふれている学校だと気付いたらこの学校で生徒会として活動できることがうれしくなった。特にがんばってきたこともなかった私を変えてくれたのはこの学校だと思う。でも上の立場になると楽しいという気持ちだけではなく、責任やプレッシャーを感じるようになった。計画を立てそれを役員や先生に共有し、次々とくる仕事をこなさなければならない。すごく大変だったし、自分の存在についても悩むこともあった。それでも生徒会メンバーや、行事が終わる度声をかけてくれる先生方、協力してくれた生徒全員のおかげで、生徒会に立候補してよかったな、と思えた。高校生のうちにやりがいを感じ、責任感を持ちながら仕事ができたのは貴重なことだと思う。
最初は選択をまちがえたと思っていた高校選び、高校のよさを知り、学校を動かす側になり、この学校が好きになった。私はこの経験を通して何事もまず知り、行動に移すことが大切だとわかった。一度まちがえたと思った選択でも、その後の行動次第で変えられる。きっとこの先も選択をまちがえたと思うことがあるかもしれない。その時こそ自分から行動したいと思う。正しい選択にするのは、自分自身だ。