更新日:2025年6月11日
上代田棚田(かみだいだたなだ)
八百津町北山地区にあり「日本の棚田百選、ぎふの棚田21選」に認定されている棚田です。
室町時代の末期に開墾されたとの説もあり、この地域は花崗岩帯にあることから、その岩石を切り出し丹念に積み上げられた棚田となっています。
春には周囲に咲く芝桜のピンクが田んぼの水面に美しく映り、秋には稲の黄金色と真っ赤な彼岸花が絶妙な雰囲気を醸し出します。
赤薙棚田(あかなぎたなだ)
八百津町赤薙地区にあり「ぎふの棚田21選」に認定されている棚田です。
下地区(標高250m)から上地区(標高400m)まで続く棚田で、下地区は川の谷合に比較的緩い棚田が築かれていますが、上地区に至るにつれ急峻な土地に高い石積みで築かれた棚田となっています。
周囲では、山の景色や生き物と棚田を守り続ける人々が生み出す美しい山里の風景を見ることができます。
棚田オーナー制度
上代田棚田保存会主催のもと、上代田棚田または赤薙棚田で農作業(田植え・収穫)が体験できます。
上代田棚田保存会は、地元住民との交流を深め、棚田を守ることを目的とし活動に取り組んでいます。
特典として、収穫した棚田米(玄米30kg)と八百津町の特産品をお渡しいたします。
田植えの様子
オーナーごとに担当農家が決まっているので、各自指導を受けながら作業に取り組みます。
小さなお子さんを連れて一緒に作業をする方もいらっしゃいますが、泥だらけになりながらお手伝いをしたり、田んぼの中や水路にいる生き物を捕まえたり、普段はなかなかできないような貴重な体験ができます。
稲刈り・はざかけの様子
育った稲を手で刈り取ったら「はざかけ」という作業に入ります。
刈った稲を束ね縛ったものを一束ずつかけて干し、天日にあてて乾燥させます。
最近は乾燥機を使う農家さんが多く「はざかけ」をして乾燥する光景はあまり目にしなくなりました。
天日でゆっくりと乾かすことでより美味しい棚田米になります。
応募について
募集期間:2月下旬頃から3月下旬頃(予定)
※募集状況については、農林課農業振興係へお問い合わせください
区画:1オーナー当たり100平方メートル
参加費用:開催年度によって異なります
特典:棚田米(玄米30kg)、八百津町の特産品 等
主催:上代田棚田保存会