更新日:2023年8月28日

クロスコネクションとは?

 上水道(給水装置)と上水道以外の管(井戸水管)が直接接続されていることをいいます。

 また、必要に応じて上水道と井戸水を止水栓(バルブ)で切り替えて使用している場合もクロスコネクションに該当し、違法な配管です。

 

クロスコネクションの図

なぜ禁止されているの?

 水道管とその他の目的の管が接続されていると、バルブの故障や操作不良等により井戸水等が水道本管へ逆流することがあります。逆流した水が汚染されていた場合、周辺のご家庭では飲用に適さない(消毒されていない)危険な水を飲んでしまうだけでなく、最悪の場合は水道水の水質が汚染され、広範囲に健康被害が生じることになります。

 水道水の安全性を確保する公衆衛生上の観点から、クロスコネクションは水道法により固く「禁止」されています。

 

クロスコネクションが発見された場合は?

 速やかに八百津町上水道工事指定店業者へ連絡し、上水道の給水管からの切り離し工事を行い、その工事写真を八百津町役場へ提出してください。

 (工事費用はお客様負担となります。)

 クロスコネクションが発見されても、すぐに改善していただけない場合等は、八百津町給水条例第32条に基づき、切り離しが確認できるまでの間、給水を停止する場合があります。

 また、クロスコネクションをそのまま放置しておくと、大量の水道水が井戸等に流れ込み、高額な水道料金が請求されることがあります。

 この場合、水道料金の減免または、減額措置は一切ありませんので、請求金額の全額をお支払いいただくこととなります。

 さらに、水道水が汚染され、被害が出た場合の補償等についても原因者の全額負担となります。

 

 安全・安心な水道水が利用できるよう、一人ひとりがルールを守りましょう。