更新日:2021年5月26日
定住自立圏構想とは
地方から東京など大都市圏への人口流出を抑制するため総務省が推進する施策です。美濃加茂市が中心市となり、美濃加茂市と坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村が協定を締結し、定住自立圏を形成しています。
中心市が策定する定住自立圏共生ビジョンに沿って、地域全体で、医療・福祉・教育など生活機能の強化、交通・ICTインフラの整備や地域内外の住民の交流、人材育成など人口定住に必要な生活機能の確保に取り組みます。
八百津町が行っている事業
事業名 |
事業概要 |
期待される効果 |
24時間電話
相談窓口事業
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24時間365日フリーダイヤルで電話による相談が
できる。コールセンターには専門スタッフが常駐し、
健康相談、医療相談、介護相談、認知症相談、
育児相談に対応する。
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24時間365日専門スタッフによる各種相談が
できるようになるため、圏域住民が安心して生活できる
ようになる。また、不要不急の救急を少しでも減らす
ことにつながり、安定した医療体制が整う。
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地域防災力強化
事業
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地域の中心的存在となって動ける人材を育成すると
ともに、そういった方々が活躍できる体制と機会を
創出する。り災証明の発行など、職員研修や防災訓練を
共同開催することにより、職員のスキルアップと
自治体間の支援体制の強化をしていく。
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防災について学ぶ場を連携して提供することにより、
地域住民の防災意識向上、人材の育成および活躍できる
体制を構築する。り災証明の発行などの職員研修や
防災訓練を共同開催することにより、職員の
スキルアップと自治体間の支援体制の強化につなげる。
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生物多様性地域
連携促進事業
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圏域の自然環境を保全するため、8市町村合同で
環境フェアを実施し、圏域内外へ情報を発信する。
圏域の自然環境調査を継続し、基礎データを
充実させる。書籍「守りたい加茂の豊かな自然」を
活用した学習会を開催する。生物多様性地域戦略を
実践し、地域間交流を深める。
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圏域の人々が生物多様性の保全の意識を高めている。
また、圏域外からは、圏域の豊かな自然に魅力を感じ、
来訪する人が増加する。
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地域情報放送
事業
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圏域を放送エリアとしているコミュニティFMや
ケーブルテレビ局と連携して圏域内の情報に特化した
番組制作を行い、圏域内の情報を積極的に発信。
圏域内の情報格差を無くすとともに、生活圏が共通する
自治体間で日常的に情報を共有できる環境を整備する。
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コミュニティFMやケーブルテレビを通して、圏域の
誰もが情報を入手できる状態になる。
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休日急患診療
事業
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加茂医師会、加茂歯科医師会連携のもと、圏域内の
休日急患診療体制を強化し、日曜、祝日、年末年始の
医療体制を整える。
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医療体制の整備を行うことにより、休日等に受診できる
医療機関があることにより、圏域住民の安心に
つながる。また、救急告示病院に患者が集中することを
避けることにもつながる。
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エリアサービス
マップ事業
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医療機関、介護保険施設、福祉施設等を総合的に
紹介するホームページを運営し、広く周知する。
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加茂地区圏域の福祉、医療サービス事業所情報が
すばやく検索でき、いざという時に安心して生活できる
環境が整備されている。
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幼児療育支援
事業
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定住自立圏域にある発達支援センターおよび
各教室全体の療育の質を高めるため、1市7町村の
療育者および関係者が時と場を共にして研修を行う。
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重度重複障がい~軽度発達障がいの基礎知識および
支援方法を学ぶことで、障がいの種類や程度を問わず
療育支援の実施ができるようになる。また、1市7町村、
どこの地域でも同じ質の専門的支援を受けることが
できる。
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生涯学習
情報誌等の
共同事業
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圏域住民に多様で豊富な生涯学習機会を提供するため、
圏域の各市町村で開催される講座情報をまとめて
掲載した生涯学習情報誌「学びのとびら」を発刊する。
また、若い世代を含めた多くの住民が手軽に
生涯学習情報を入手できるよう、専用のホームページに
よる、情報提供も行う。
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住民の学習環境が進み、学習機会が充実することに
よって、住民の学習欲求が満たされる。また、学習を
通じた住民の交流が進む。
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男女共同参画
推進事業
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男女共同参画の考え方を浸透させるために、研修会等を
圏域で連携して開催し、啓発活動と圏域の人づくりを
行う。
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「女性だから」「男性だから」とは関係なく、
ひとりひとりの個性を理解し合い、責任も分かち合える
考え方の人が増加することで、生き生きとした生き方が
できる地域になる。
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みのかも定住自立圏について、詳しくは下記のページをご覧ください。