更新日:2023年8月1日
定住自立圏構想とは
地方から東京など大都市圏への人口流出を抑制するため総務省が推進する施策です。美濃加茂市が中心市となり、美濃加茂市と坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村が協定を締結し、定住自立圏を形成しています。
中心市が策定する定住自立圏共生ビジョンに沿って、地域全体で、医療・福祉・教育など生活機能の強化、交通・ICTインフラの整備や地域内外の住民の交流、人材育成など人口定住に必要な生活機能の確保に取り組みます。
【第2回変更】第3次共生ビジョン(PDF形式:2284KB)
八百津町が行っている事業
事業名 |
事業概要 |
期待される効果 |
24時間電話相談
窓口事業
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24時間365日フリーダイヤルで電話による
相談ができる。コールセンターには専門ス
タッフが常駐し、健康相談、医療相談、介
護相談、認知症相談、育児相談に対応する。
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24時間365日専門スタッフによる各種相談が
できるようになるため、圏域住民が安心して
生活できるようになる。また、不要不急の救
急を少しでも減らすことにつながり、安定し
た医療体制が整う。
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圏域公共交通網
整備事業
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各市町村で運行しているコミュニティバス
などの公共交通の維持・確保と圏域内公共
交通の連携をはかる。圏域としてどのよう
な整備が可能か協議・研究する場を設け、
整備を進める。また、圏域公共交通情報の
見える化(GTFS化)を進める。
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それぞれの市町村が連携を取りながら整備を
することで圏域内を便利に移動できる仕組み
が整備され、圏域内全体の暮らしやすさが向
上する。
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地域防災力強化
事業
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地域の中心的存在となって動ける人材を育成
するとともに、そういった方々が活躍できる
体制と機会を創出する。り災証明の発行など、
職員研修や防災訓練を共同開催することによ
り、職員のスキルアップと自治体間の支援体
制の強化をしていく。
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防災について学ぶ場を連携して提供すること
により、地域住民の防災意識向上、人材の育
成および活躍できる体制を構築する。り災証
明の発行などの職員研修や防災訓練を共同開
催することにより、職員のスキルアップと自
治体間の支援体制の強化につなげる。
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生物多様性地域
連携促進事業
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圏域の自然環境を保全するため、8市町村合
同で環境フェアを実施し、圏域内外へ情報
を発信する。
圏域の自然環境調査を継続し、基礎データを
充実させる。書籍「守りたい加茂の豊かな自
然」を活用した学習会を開催する。生物多様
性地域戦略を実践し、地域間交流を深める。
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圏域の人々が生物多様性の保全の意識を高め
ている。
また、圏域外からは、圏域の豊かな自然に魅
力を感じ、来訪する人が増加する。
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地域情報放送事業
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圏域を放送エリアとしているコミュニティFM
やケーブルテレビ局と連携して圏域内の情報
に特化した番組制作を行い、圏域内の情報を
積極的に発信。
圏域内の情報格差を無くすとともに、生活圏
が共通する自治体間で日常的に情報を共有で
きる環境を整備する。
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コミュニティFMやケーブルテレビを通して、
圏域の誰もが情報を入手できる状態になる。
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休日急患診療事業
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加茂医師会、加茂歯科医師会連携のもと、圏
域内の休日急患診療体制を強化し、日曜、祝
日、年末年始の医療体制を整える。
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医療体制の整備を行うことにより、休日等に
受診できる医療機関があることにより、圏域
住民の安心につながる。また、救急告示病院
に患者が集中することを避けることにもつな
がる。
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エリアサービス
マップ事業
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医療機関、介護保険施設、福祉施設等を総合
的に紹介するホームページを運営し、広く周
知する。
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加茂地区圏域の福祉、医療サービス事業所情
報がすばやく検索でき、いざという時に安心
して生活できる環境が整備されている。
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幼児療育支援事業
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定住自立圏域にある発達支援センターおよび
各教室全体の療育の質を高めるため、1市7町
村の療育者および関係者が時と場を共にして
研修を行う。
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重度重複障がい~軽度発達障がいの基礎知識
および支援方法を学ぶことで、障がいの種類
や程度を問わず療育支援の実施ができるよう
になる。また、1市7町村、どこの地域でも同
じ質の専門的支援を受けることができる。
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生涯学習情報誌
等の共同事業
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圏域住民に多様で豊富な生涯学習機会を提供
するため、圏域の各市町村で開催される講座
情報をまとめて掲載した生涯学習情報誌「学
びのとびら」を発刊する。
また、若い世代を含めた多くの住民が手軽に
生涯学習情報を入手できるよう、専用のホー
ムページによる、情報提供も行う。
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住民の学習環境が進み、学習機会が充実する
ことによって、住民の学習欲求が満たされる。
また、学習を通じた住民の交流が進む。
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男女共同参画
推進事業
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男女共同参画の考え方を浸透させるために、
研修会等を圏域で連携して開催し、啓発活動
と圏域の人づくりを行う。
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「女性だから」「男性だから」とは関係なく、
ひとりひとりの個性を理解し合い、責任も分
かち合える考え方の人が増加することで、生
き生きとした生き方ができる地域になる。
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みのかも定住自立圏について、詳しくは下記のページをご覧ください。